親力講座

子育て・しつけ・学力・勉強・親子関係がみるみる変わる

カテゴリ: 親力集中講義(連載)



今年の夏休みにも、親子で旅行したり実家や田舎に帰省したりした人たちは多いと思います。
それに関して、Aさんからこんな話を聞きました。


Aさん親子は毎年旅行に行っているので、今年も行こうと考えていました。
今年はいつもと少しやり方を変えて、6年生の子どもにできるだけ計画を立てさせてみようと思いました。
というのも、家庭教育の雑誌で「子どもに旅行計画を立てさせると頭がよくなる」という記事を読んだからです。

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ある日の講演会が終わって、お世話をしてくれた担当のAさんとお話しました。
Aさんは子育て真っ最中の現役ママさんです。
私の『「楽勉力」で子どもは活きる!』を読んで、目から鱗が35枚落ちたそうです。


なぜかというと、今35才だからだそうです。


それからというもの、私が紹介したものはもちろん、いろいろな楽勉を子どもと楽しんでいるそうです。
中でも、親子で一番盛り上がったのが「九九なぞなぞ」だそうです。
学校の授業参観のとき少しやったのを、家でも続けてやったとのことです。
例えば、次のようなものです。
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人間は誰でも、苦手なことや向いていないことをやるにはかなりの意志力が必要です。


そのためには、内側からの強いモチベーションが必要です。
つまり、自分からやる気になっていないと無理なのです。
それなのに親は、もともと苦手で向いていないことを勝手に押しつけて、子どものためだと信じこみ、途中でやめると何でもすぐにやめる子になるのではないかと思いこむのです。
子どもにとってはいい迷惑です。
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あるテレビ局の男性アナウンサーのAさんから、番組への出演依頼の電話をいただいたときのことです。
番組の話をしながら、子育てや家庭教育についてもいろいろな話が出ました。
その中で、私は、親が子どもにやらせたいことを押しつけることの弊害について話しました。


するとAさんが、「こういう場合はどうなんでしょう?」と言いながら、ご自分の経験を話してくれました。
Aさんのご快諾のもと、その大要を紹介させていただきます。
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前回と前々回で、先生となじみになる方法として次のものを紹介しました。 
懇談会での話の聞き方、学校に来たときの挨拶や短い会話、町中で偶然会ったときを生かすこと、家庭訪問や面談などを生かすこと。


次に、連絡帳でコミュニケーションを取る方法もあります。 
また、学校や先生によっては、本読みカードや生活カードで親との連絡を取る場合もありますので、それを使ってもいいでしょう。 
連絡事項以外で書く場合、内容面で気を付けることとしては、家庭訪問や面談と同じようにプラス面を多くすることです。 
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前回、先生となじみになる方法として、懇談会での話の聞き方、学校に来たときの挨拶や短い会話について書きました。


次に、学校以外のところ、例えばスーパーや町中などで偶然会ったときを生かすことも大切だと思います。 
この場合は、他の親が並んで待っているわけではないので、挨拶や会話でコミュニケーションを取るのに絶好の機会です。 
場合によっては、少々長い会話も可能です。
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前回は、担任の先生となじみになっておくといいと書きました。 
今回は、具体的にはどうすればいいのかを書きたいと思います。


まず、参観会と懇談会に出るのは基本中の基本です。 
ところが、参観会はともかく、懇談会はこのごろ出席者が減っています。 
先生となじみになるという点だけで考えても、もったいないことだと思います。 
ところで、懇談会というとありふれた方法だと思うかもしれません。 
でも、懇談会で一気に好感度をアップして、当然なじみ度もアップする秘訣があるのです。
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ある友人がこう言っていました。 
「家電を買うなら、なじみの電器屋。マッサージもなじみのマッサージ師。俺はなじみを大事にする」


理由を聞くと、次のようなことを話してくれました。 
以前、彼は、なじみのない電器屋でビデオレコーダーを買ったことがありました。 
そして、その電器屋の店員が彼の家に取り付けに来てくれました。 
30分くらいの作業を経て取り付けが終わるころ、彼はあることに気が付きました。
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私には、子どものときに先生に言われた言葉で、忘れられない言葉があります。 
ある日、授業中に私が何かの問題に正解したときのことです。 
発表して正解したのかそれともノートに書いたものが正解だったのか、どちらだか忘れてしまいました。
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前回に続いて、ほめるということについて、別の角度から考えてみたいと思います。


先日、スポーツジャーナリスト増田明美さんの話をとても面白く読みました。 
雑誌「児童心理」に出ていた、ご本人のエッセーから要約して紹介します。
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ある年、私は6年生のクラスを担任していました。 
そのとき、音楽と家庭科を級外の先生に受け持ってもらっていました。 
その代わりに、4年生のあるクラスの図工を私が受け持っていました。 
図工は毎週2時間ずつしかないので、できるだけ子どもたちとコミュニケーションをはかりながらやっていました。


その4年生のクラスに、とても絵の上手な男の子、A男君がいました。 
ところが、A男君はかなり無口で、おまけに喜怒哀楽を表さない子でした。 
それで、なかなか打ち解けた状態にもっていくことができませんでした。
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宿題の間違いを指摘すると、不機嫌になります。 
でも、間違いをそのままにしておくのもどうかと思います。 
毎日毎日親子でけんかしながら宿題をやっています。 
どうしたらいいでしょうか?


よく、このような質問を受けます。 
日々の宿題のことで質問した人もいますし、夏休みや冬休みの宿題のことで質問した人もいます。


講演で質問されたときのように、目の前に質問者がいて、しかも、時間的な余裕があるときは、私は次のように言います。
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子育て中の親たちを対象にした雑誌が、このごろたくさん創刊されました。
子育てや家庭教育をメインのテーマにして、様々な角度からいろいろな情報を提供してくれます。 
また、そのような専門的な雑誌ではない、より一般的な雑誌でも、子育てや家庭教育を取り上げることが多くなってきました。


私も、本を出してから、いろいろなところから声をかけていただくようになり、あちこちに登場するようになりました。 
そのたびに、各雑誌の編集者さんやライターさんから取材やインタビューを受けるわけですが、ときどき困ることがあります。
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サッカー・ワールドカップドイツ大会の、予選リーグが終わりました。 
日本代表チームは最後の試合でブラジルに負け、予選敗退が決まりました。 
ピッチ上の選手も監督も見ていた人たちも共々、がっかりとなったわけです。


ところで、その日の朝日新聞夕刊に、その最後の試合の様子を伝える記事が出ていました。 そこに出ていた1枚の写真に私は心打たれました。 
それは、ブラジル戦で負けて予選リーグ敗退が決まった直後の、サポーターたちの写真です。
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ある時、私は、6年生の歴史の教科書を読んでいました。
 そして、ある文に目が留まりました。
 正確に覚えていないのですが、だいたい次のような文でした。


「源頼朝の弟の義経は、京都に攻め上って、最後は壇ノ浦で平氏を破りました」


この文を読んだ瞬間、私の頭の中を様々な思いや考えが馳せ巡りました。
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2006年2月のトリノオリンピックで、荒川静香さんが金メダルを取りました。 
次の日の朝、出勤した私が、自分の受け持ちの2年生の教室に入ろうとしたとき、1人の女の子がヨロヨロしながら近寄ってきました。


「先生、おはようございます」
「おはようございます。どうしたの?なんだかヨロヨロしてるけど・・・」
「フギャースケートやってたの」
「フギャースケート?」
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NHKの「プロジェクトX(エックス)」という番組が好きで、見られるときはできるだけ見ていました。
特に、技術者たちが新しい技術を開発していく姿を描いたものが好きでした。続きを読む
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3学期、特にその後半の時期になると、子どもたちはなんとなく進級を意識します。
それは、担任の先生に話しかけてくる子どもたちの言葉で分かります。
担任の先生に「来年も○○ちゃんと一緒のクラスになりたいな」などと言いに来る子もいます。
中には、「先生、お願い、○○ちゃんと一緒のクラスにして」とはっきり言ってくる子もいます。

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冬休みに入る2日前の日に、私のクラスではお楽しみ会をやりました。
いろいろとがんばった2学期の打ち上げという感じで、みんなで大いに楽しみました。
やったものは、お笑い、座布団取りゲーム、ジャンケン列車などです。
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「子供が高学年になってから、読書の大切さがよく分かった」という話を、多くの人から聞きます。
どうも、子供が高学年になると、そう感じる親が多いようです。
それは、次のような理由からです。続きを読む
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