同じ年齢の子どもでも、しっかりしている子もいれば、しっかりできなくてだらしがない子もいます。
片づけができる子もいればできない子もいます。
テキパキしている子もいればマイペースな子もいます。
やるべきことをどんどんやる子もいれば、やりたいこと優先で嫌なことは後回しという子もいます。
親は「自分のせいでこうなったのではないか」と思い、それがストレスになります。
それで子どもにぶつける言葉がよけいきつくなります。
でも、はっきりいいますが、これらは親の育て方やしつけのせいではなく、生まれつきの資質によるものです。
なぜそういえるかというと、同じ親に育てられているきょうだいでもしっかりできる子とできない子がいるからです。
育て方やしつけで決まるなら、きょうだいがみんなしっかりしているか、みんなしっかりしていないかのどちらかのはずです。
きょうだいでもこれほど違うのはなぜなのか?
生まれつきのものが大きいとしか考えようがないではありませんか。
●「子どものうちなら直る」は迷信