中学受験の本番や模擬試験・スポーツの試合・音楽の発表会・習い事の昇級試験などで子どもが失敗したとき、どんな言葉を掛ければいいのでしょうか?


こういうとき、否定的に責めたり一方的に正論を押しつけたりする親はけっこう多いです。
例えば次のような感じです。


●いざ本番というときに弱いんだよね。がっかりだよ

●ちょっと油断しすぎてたんじゃない?考えが甘かったよね

●ちゃんと反省しなきゃダメだよ

●うっかりミスが多いんだよね。もっと日頃の生活からして慎重に行動しないと

●努力が足りないからじゃないか。がんばるって言っても口ばっかりだったし…。リベンジのために今までの倍はがんばらないと


特に、


1,子どもを自分の自己実現の手段にしてしまっている親

2,子どもの失敗イコール自分への評価が下がることと感じている親


などはそうなりがちです。


そういう人は教育虐待に走りがちなので、ちょっとでも心当たりがある人は気をつけてほしいと思います。




●反省していないように見えても反省している


また、「子どもが失敗してもヘラヘラしているので頭にきた。何も反省してないようだ」という声を聞いたこともありますので、親には子どが反省していないように見えて、よけい頭にくることも多いようです。

でも、私の経験からいいますと、こういう否定的に責める言い方はやめたほうがいいと思います。


なぜかというとほとんどの場合子どもにとって苦痛なだけで、こういう否定的な言葉で子どものやる気を高めることはできないからです。

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