近年問題視されている「教育虐待」。
子どもにとって、どんな弊害があるのだろうか。


教育評論家の親野智可等さんは、近著『反抗期まるごと解決BOOK』(辰巳出版)で中学受験をする子どもへ無理をさせる親の危険性にも言及している。


反抗期の入り口に差し掛かる時期と中学受験が重なるケースもふまえ、反抗期とはどんなものか、また教育虐待の弊害や親の心構えなどを伺った。




●今の親子関係はかつての“上下関係”から大きく変化


──親野さんは本書で、反抗期は生理現象と捉えることができ、誰もが避けては通れない道であると説明なさっていますね。


おっしゃる通り、反抗期というのはまさに生理現象の側面もあります。


ですから、親はいたずらに子どもの態度の変化に戸惑ったり、自分の育て方が悪かったと悩んだりする必要はないんです。


ただ、時期に関しては個人差があり、一般的に精神年齢の発達が速い女子の方が早く始まるといわれています。
早いお子さんだと小学4年くらいからスタートします。


男子は、女子より2年くらい遅れると言われています。


──親自身も反抗期があったはずなのに、我が子のそれに直面して戸惑ってしまうのはなぜでしょう?


自分自身が反抗するのと、親という立場で反抗期の子どもに対峙するのとでは見える景色が異なるからでしょうね。


もちろん、冷静に考えれば自分も親に対して同じような態度を取っていたことがわかると思いますが、そういうことに思い至る前に焦ってパニックになったりする方も多いようです。


──反抗期の子どもへの対処法は、今と昔とで大きく変わりましたね。
本書では反抗期の子どもの言動を叱って抑えつけるのではなく、まず共感的に理解した上でサポートすることが大事だと書かれていましたが、私のような昭和育ちには隔世の感がありました。


確かに昭和の頃と今とでは子育てのやり方が全然違います。


この30年間で発達心理学や教育心理学、脳科学などがすごく発達し、子育ての常識がどんどん塗り替えられました。


昭和の時代は親が一方的に叱るのが当たり前でしたけど、それは子どもの成長に繋がらないことが判明し、テレビや新聞、ネットといったメディアでもその情報が拡散されました。


ですから、社会全体で親の働きかけが変わってきた印象があります。
昔の親子というのは上下関係でしたが、今は民主的な関係へと変わりつつありますね。


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親御さんと先生たちに大評判の「反抗期まるごと解決BOOK」は、読売新聞の生活面でもお薦め本として紹介されました。↓↓↓


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