私は教師だったときに、自分が子どものころの話を子どもたちによくしていました。
名づけて杉山少年物語です。


これは大いに受けました。
普段はろくに先生の話を聞かないような子も、この話には耳をかたむけてくれるのです。


親御さんたちも、自分自身が子どものころの話をわが子にしてみてください。
よい思い出も悪い思い出も含めて話すのがいいと思います。




●子どもは大人の失敗談が大好き


だいたいにおいて、先生も親も子どもに何か話をするときは、お説教めいた話が多いと思います。


つまり、「○○してはいけません。○○しないといけません」といった話です。
子どもたちはそういう話を聞き飽きているのです。


でも、話す人が子どもだったときの話なら、普段のお説教とは違うことが聞けます。


そして、私の経験ですと、特に子どもが喜ぶのは失敗談です。
私も、自分が子どものころの失敗談をいっぱい話しました。


運動が苦手で、運動会でビリになった話。
音楽も苦手で、放課後になってもリコーダーの居残り練習をさせられた話。


勉強も苦手だった話、ウソをついた話、そろばんの試験に落ちた話、給食のマーマレードが食べられなかった話、先生に叱られた話。


なかでも一番受けたのは、近所の友達とかくれんぼをしていて肥だめに落ちた話です。
こうした話を聞くと、子どもはその人に対して人間的な共感を覚えるようです。


いつも偉そうなことをいっていばったりしている人にも、自分同様に子どものころがあったし、案外いろいろな失敗をしていたことがわかるためでしょう。

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