「表とグラフ」の勉強は小学2年生から始まります。
これは、数値や項目などのいろいろな情報を関連づけて読み取る勉強ですが、これが苦手な子どもがたくさんいます。
それは、普段の生活の中で慣れ親しむ機会のないまま、教科書で初めて表とグラフに出会うからです。日頃から慣れ親しんでおけば、自然に情報を関連づけて読み取る力を育てることができます。
つまり、表とグラフの楽勉が大切ということです。
そこで、生活の中で、意図的に子どもが表とグラフに触れる機会を増やことが重要になります。
例えば、バス・電車の時刻表やカレンダーなども表の一種です。
月ごとのカレンダーをトイレなどに貼って、毎日見るようにするだけでも効果があります。
さらに、カレンダーに毎日の天気を書き入れていけば、自分で表を作ったことになります。
あるいは、体重や気温などの数字を書き入れていくのもいいですね。
そして、表には「9月の天気」などと表題も付けておきます。
夏休みにやれば、自由研究にもなり、一石二鳥です。
このほかにも、ジャンケンや何かのゲームをしてその勝ち負けを表にしていくのも楽しいと思います。この表はタテ軸(名前)とヨコ軸(ゲームの回数)で作ります。
子どもはタテ軸とヨコ軸を組み合わせながら、「1回目と5回目は○○君が勝った」とか「ぼくは3回勝って2回負けた」などと表から情報を読み取るようになります。
こうして表に慣れ親しんだら、続いてグラフの基本である棒グラフを作成してみます。
前述のゲームであれば、ヨコ軸に名前、タテ軸に勝った数を書き、丸印を入れていきます。
この他にも、自分が遊んだ遊びを棒グラフに記録していくのもいいでしょう。
2週間くらいすれば自分の好きな遊びがはっきり分かります。
あるいは、プロ野球が好きなら、各チームの勝ち星を棒グラフに記録していくのも楽しいと思います。
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