[ 問題 ]


ある日曜日、決めてあった朝の玄関掃除ができていなかったので子どもを叱りました。
イライラしていたので、つい必要以上にきつく叱ってしまいました。
午後になっても、お互い気まずい雰囲気です。

あなたならどうしますか?


A.「叱り過ぎて、ごめんね」と言う

B.「これからしっかりやってくれると信じて、今日は許してあげるね」と言う

C.特に何もしない








診断結果


イライラして叱り過ぎた後は、謝る?


その叱り方が適切かどうかということは、どんな子どもにも分かります。
一番いいのはAです。



Aを選んだ人:◎

イライラしていて必要以上に叱ってしまったのですから、そのことを素直に謝ることが大切です。謝ると沽券に関わるなどと考える人もいるようですが、それは子どもを見くびりすぎです。
親が自分のイライラをぶつけて必要以上に叱っていることに、多くの子どもは気づきます。
また、その叱り方が適切かどうかということは、どんな子どもにも分かるのです。
ですから、親は素直に謝るべきです。

そうすれば子どもの方も素直になれますし、芽生えかけていた親に対する嫌な感情や不信感を摘み取ることもできます。
それに、自分がいけないときは素直に謝るという見本にもなります。



Bを選んだ人:△

これは、親としてよくやりがちな対応です。
確かに、これで一応気まずい雰囲気は和らぐでしょう。
でも子どもには、親への嫌な感情や不信感が残ります。
どんなことでも、加害者の方は忘れても被害者の方は忘れないものなのです。



Cを選んだ人:×

これだと、気まずくて嫌な雰囲気がずっと続きます。
せっかくの日曜日が親のイライラのせいで台無しです。
このようなことが度重なると、親への嫌な感情と不信感が溜まっていきます。
子どもの心は間違いなく離れていきます。


ポイント


親が自分のイライラをぶつけて必要以上に感情的に叱ることは、子どもにとって百害あって一利なしです。
これは親子関係を破壊する最も大きな原因の1つです。


そうならないために、私は、『「叱らない」しつけ』という本の中で「叱らないで済むシステム」を提案しました。
そこで私は、叱らなくて済むように合理的な工夫をすることの大切さを具体例を挙げながら強調しました。


それと同時に、もう1つ大切なこととして、親がストレスをためないようにすることも強調しました。
親が自分の精神衛生に心がけることは、子育てで最も大切なことの1つです。


でも、それでもついイライラをぶつけて必要以上にきつく叱ってしまうことは大いにあり得ることです。
もしそうしてしまった場合は、選択肢のAのように素直に謝るようにしてください。


【親野智可等@まぐまぐニュース】

http://bit.ly/2nbcOox


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