●論語には、子どもと親の関係を良くする知恵が充ち満ちている
教師をしていたころ、私はずっと「論語」を座右に置いて愛読してきた。
何度も読み返しているが、そのたびに発見があり、親子関係や、教師と子どもとの関係作りの参考になっている。
もちろん、2500年前の孔子の言行録だから、現代に合わない部分もあるし、封建主義的な教育への回帰はもってのほかだが、解釈の仕方によっては民主主義時代の人間関係論として、とても学ぶべき点が多い。
続きを読む
子育て・しつけ・学力・勉強・親子関係がみるみる変わる
私が教師として座右に置いてきた本の一つが論語です。
例えば、私が好きな言葉がこれです。
次の一節の最後の言葉は、震えが来るほど好きです。
論語全巻の中でも、一番好きな言葉の一つです。
次の一節は単純にして深淵です。
これは、一生の指針にして足るものです。
この言葉を胸に抱いて日々生きる人は、人生において大きく成長します。
子曰わく、君子は諸(これ)を己れに求め、小人は諸を人に求む。
続きを読む