私が小学校の先生だったときの、ある３連休明けの朝のことです。

あなたは家庭で笑顔でいることが多いですか？

子どもがやるべきことをやらないとき、大人はつい「○○しなきゃダメでしょ。なんでちゃんとやらないの」などと叱ってしまいます。

兄弟ゲンカでお兄ちゃんが弟を叩いてしまったとき、どうしたらいいでしょうか？

小学校の先生だったとき、私は子どもたちにいろいろな話を聞かせてあげました。

私が先生だったとき、あるお母さんから「ノートの使い方が上手だと、うちでほめてるんです。先生からもほめていただけるとうれしいです」と頼まれました。

子どもに「勉強しなさい」と言うと、よく「後でやる」と答えます。

少年サッカーの監督に聞いたのですが、シュートのとき「上に蹴るな」と言うと、かえってボールが上に行ってしまうことがあるそうです。

子育て中のみなさん！　ぜひ一度、子育ての初心に返ってください。

日頃、私たちは話し言葉でコミュニケーションしています。

私が教師になって一年目の五月に家庭訪問があり、そのとき見たある小学３年生の女の子の家がとても印象的でした。

例えば、あなたが夕飯の支度を終えたとき、子どもが遊びに夢中でテーブルの上が粘土で散らかり放題だったとします。

そのとき、あなたは何と言うでしょうか？

親はみんな無意識のうちに子どもを比べています。

比べると常に隣の芝生は青く見え、わが子の至らなさが目につきます。

ある日、私はレストランのレジ待ちの列に並んでいました。

同じくレジ待ちの親子がいて、１年生くらいの子がレジの横にある商品の陳列棚に近づきました。

そこには、キャラクター商品がたくさん置いてありました。

ある男の子はサッカーが好きで、日本だけでなく世界の有名なクラブチームの名前をたくさん覚えました。

それで、お母さんは大いにほめたのですが、そのときあるアイデアがひらめきました。