●ルール1:部分を褒める・・・子どもの宿題、注目するポイントは?
「保育園や幼稚園で描いた子どもの絵。全体をパッと見ただけだと“下手だなぁ”と思うことはありませんか?(笑)
でも、『部分』を見れば、“この馬の脚はたくましくていいね” “この空の色がきれいでいいね”と褒められるところが見つかるはずです。
小学生なら、漢字のドリル。漠然と見ていると“もっと丁寧に書きなさい!”となかなか褒めることはできないのですが、『部分』を見るとたくさん書いた文字のなかに、偶然書けた上手な字があったりします。
それを見逃さないで“この字、上手い! これも上手い。はなまる。これも……”と褒めてあげる。
これを毎日やっていると、だんだんと上手に丁寧に書くようになるものです。
どうしても直したい字があるときは、『部分』を褒めてから“じゃあ、この字とこの字だけ直そうか”と促す。
この順番なら、子どもも素直にとりかかる気持ちになれますよ」
●ルール2:場面を褒める・・・きょうだいでテレビを観ていたら「仲いいね」
「きょうだい喧嘩をしている場面で、“なんで喧嘩ばっかりするの! 仲よくしなきゃダメでしょ” “お母さん悲しいよ”と、否定的な言語化をしていつも叱っていると、“ぼくたちって、仲の悪いきょうだいなんだな”と否定的な自己イメージを持ってしまいます。
きょうだいで並んでテレビを観ている『場面』で、“あなたたちって仲いいね。お母さん嬉しいな”と肯定的に言語化して褒めてくれると、“ぼくたちって仲がいいんだ”というイメージが子どもたちにも生まれて、本当に仲がよくなる可能性が高まります。
自然とできている『場面』は、親は当たり前だと思っているから褒めるチャンスだということに気づかないんですね。
だから、望まない出来事ばかり目について、いつも叱る羽目になってしまうということです」
●ルール3:丸ごと褒める
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