新刊です!↓↓↓

私は子どもが大好きで、小学校の先生を20年以上やってきました。


そんな中でわかったのは、親御さんたちは皆さん、慣れない子育てに不安を感じながらも、わが子への愛情がいっぱいあって、一生懸命やっていらっしゃるということです。


ところが不安のため、愛情ゆえに、あれこれ心配し、子どもに優しく接するどころか、結果的につらくあたってしまうことが多いのも事実です。


もとは愛情から出ている言葉や態度が、子どもに「ぼく/わたしは、ダメな子だ」「パパやママは、ぼく/わたしが嫌いなんだ」と思わせてしまう…。


親の愛情が、不安によって裏目に出るケースもたくさん見てきて、そのたびに心が痛みました。


だから親御さんには、「子どもにこうなってほしい」という願いをひとまず脇によけて、「子どものありのままの姿」を丸ごと受け入れ、「ご自身のありのままの姿」も受け入れて、子育てをエンジョイする気持ちを持ってほしいと思います。


子育てが終わった人が口をそろえて言うのは、
「子どもはあっという間に大きくなった」
「もっと楽しめばよかった」
という言葉です。


子どもは、いつだって、“いま”がいちばんかわいいとき。それを味わわないのは本当にもったいないと、私は思います。


どうか、「しつけよう。直そう」より「子どもと一人の人間同士として楽しく付き合おう」と思ってみてください。


すぐには難しいかもしれませんが、本書では、そのためのヒントになる言葉を載せています。
ひとつでも多く、心に引っかかる言葉が見つかれば、著者としてはうれしい限りです。


本書の『子育て365日』というタイトルは、1年365日、休みのない子育てをがんばっている皆さんへの応援メッセージです。


なかには、ドキッとする言葉や、厳しい、無理と感じる言葉もあるかもしれません。
ごめんなさい。


ですが、子どもが大きくなってから「知らなかった。もっと早く知りたかった」「こうすればよかった」と後悔するのはつらいことです。


そうなる前に情報・知識として持っていてほしいという思いから、あえて書かせていただいたものもあります。


子育てを楽しむのは、お子さんを育てているあなたの特権です。


そして、子どもを育てているあなたは、いま、人生の中でもっとも素晴らしい時間を過ごしています。
ぜひ、それを忘れないでください。


子育てを取り巻く環境はなかなか改善せず、親御さんとしてはたいへんなことの連続だと思います。


でも、だからこそ、親子の時間を大切にしてほしいです。
ぜひ、本書を座右において、安らかで幸せな子育て生活を送っていただけたらと思います。

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