【質問】

長男が、先日友達を叩いたのですが、なかなか謝りませんでした。
弟のおもちゃを取って泣かせてしまったときも謝りませんでした。

素直に謝れる子にするにはどうしたらいいのでしょうか?
(きなこさん:小学1年生男子)




【親野智可等より】


拝読しました。
親としては我が子が素直に謝らない姿を見ると心配になりますよね。


とはいえ、子どもが謝らないのにも必ず何らかの理由があります。
たとえば、次のようなことです。



1,納得していない

友達を叩いたことはいけないことですが、もしかしたら先に友達のほうから叩いてきたのかもしれません。


あるいは、非常に嫌なことを言われたとか、されたなどの理由があるのかもしれません。
このように本人が納得できていない場合は、当然謝る気になれません。



2,過去に何らかの経緯がある

自分が悪かったとわかっていて、謝らなければならないこともわかっているのに、それでも謝れないときがあります。


それは、過去にその子との間で何らかのトラブルがあって、それがまだ消化しきれていない場合です。



3,悪かったと思っていない

自分がしたことが悪かったと思っていない場合は、当然謝る必要性を感じません。


たとえば、弟のおもちゃを取ったとのことですが、もしかしたらお兄ちゃんのほうは取ったという認識がなかった可能性もあります。



4,自己肯定感が低い

自己肯定感が高い子は、何かの件で謝ってもそれで自分への信頼が揺らぐことはありません。
ですから、謝るべきときにはちゃんと謝れます。


でも、自己肯定感が低い子は、謝ることで自分が負けたように感じたり、よけいに自己肯定感が下がるように感じたりするので、謝れないことがあります。


主にこのような理由が考えられるわけですが、では、どうしたらいいのでしょうか?

つづきはこちらから ↓↓↓