●イライラする原因は子どもにではなく、親自身にある


進んで勉強する子もいれば、そうでない子もいます。
片づけができる子もいれば、そうでない子もいます。


親がやって欲しいことをテキパキやる子もいれば、そうでない子もいます。
育てやすい子もいれば、そうでない子もいます。


さて、子どもはこのようにいろいろですが、親もまたいろいろです。


子どもが勉強しないことにすごくイライラする親もいれば、そうでない親もいます。
子どもが片づけしないとき、すごくイライラする親もいれば、そうでない親もいます。


このように「イライラする親」と「イライラしない親」の違いは何でしょうか?
子どもに原因があるのでしょうか?


実は、イライラする原因は子どもにではなく、親自身にあるのです。
その正体は、親の持つ「must思考」であり、これが強い人はイライラしがちです。




●「must思考」がイライラの原因


「must思考」は、「べき思考」「ねばならない思考」「しなければならない思考」とも呼ばれています。


その名の通り、「人は○○すべきだ」「○○しなければならない」という思い込みが強いということです。


例えば、「掃除は毎日すべきだ」と思っている人は、自分が掃除できなかったときにイライラしますし、掃除をしない人に対してもイライラします。


「食べたらすぐ食器を洗わねばならない」と強く思い込んでいる人は、それができなかったとき自分にイライラしますし、すぐ洗わない人に対してもイライラします。


「店員は笑顔でいなければならない」と強く思い込んでいる人は、ブスッとした店員を許せないと感じます。


親の場合でいうと、「子どもは勉強しなければならない」「受験に合格しなければならない」「親である自分は、子どもを合格させなければならない」などの思い込みが強いと、子どもが勉強しないのを見て、子どもにも自分にもイライラします。




●「must思考」が生きづらさにつながる


must思考は、人間ならみんな持っているのですが、人によって程度が違います。

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