人間は何かを失ったとき初めてその大切さに気づきます。
東日本大震災の時もそうでしたが、今回のコロナ禍でも同じことが言えると思います。
でも、どうせなら、失う前にその大切さに気づきたいものです。
 

例えば、親も先生もそうですが、日々子どもたちと接している人は子どもがそこにいることが当たり前になっています。
そして、子どもという存在の素晴らしさやありがたさがわからなくなっています。
 

そこで、もう一度新たな気持ちで子どもという存在を見て欲しいと思います。
すると、彼らは、私たち大人にないものをいっぱいもっていることに気づかされます。
食べるときはガツガツ食べます。
遊ぶときも全力で遊び、騒ぐときはギャアギャア騒ぎ、寝るときは爆睡です。
 

怒るときはプンプン怒り、泣くときはビイビイ泣き、笑うときはゲラゲラ笑います。
移動の時はすぐ走りますし、スキップしたりもします。
ちょっとしたことで感激したり大喜びしたりします。
 

とにかくエネルギッシュかつ純粋で生き生きしています。
曇りのない目でよく見れば、本当に美しく素敵な人たちです。
私たち大人も、もっと自らのリミッターを弛めて彼らのように純粋に生きてもよいはずです。
 

そういう素晴らしい人たちと一緒にいられることに感謝し、その素晴らしさを味わいましょう。
そして、彼らから生きる意味を学びたいものです。
そのためには、「だらしがないのを直さなければ」「しっかりしつけなければ」というように、子どもたちを指導の対象として見るのではなく、多くのことを教えてくれる友人として見るようにしてみるとよいと思います。

初出『Smile(学研エデュケーショナル)


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