子どもたちはYouTubeが大好きです。スマホやタブレットなどの端末でよく見ている子も多いと思います。
子どもたちがよく見るのは、ヒカキンやはじめしゃちょーなどエンタメ系の動画が多いようです。
 

今までYouTubeはこういったエンタメ系の動画がメインコンテンツでしたが、最近それが変わりつつあります。
学習・教養系のものが増えていて、子どもの勉強になるものもたくさん登場しているのです。
 

例えば、YouTube内で「植物の成長」を検索すると、無数に出てきます。
いくつか見てみると、映像が美しくて植物の神秘を感じさせる動画、発芽の条件について解説する動画、種子から芽が出てから枯れるまでの植物に一生を2,3分で見られる動画など、どれも勉強になります。
 

あるいは、「小学生 歴史」で検索すると、歴史に関する小学生向けの動画がたくさん出てきます。
塾の先生の講義やアニメによる解説など、どれもわかりやすいです。
「小学生 国語」で検索すると文法の解説、文章の書き方、文章の読解法、国語教科書の解説などが出てきます。
「小学生 算数」で検索すると、塾の先生による授業動画がたくさん出てきます。
 

どの教科においても、写真と文章だけで説明する教科書より、動画の方がわかりやすいと感じることが度々あります。
また、実写動画やアニメに加えて、音楽や効果音などを使ったり、クイズや問題を出したり、ホワイトボードに要点をまとめたりなど、いろいろな工夫が見られるのも良い点です。
こういったことが、小学生に飽きさせないで興味を持たせ続けるために効果的だと思います。
 

ということで、今やYouTubeは楽しく楽に勉強する「楽勉」のための最高にクールなツールです。まず先生が見てみて、よいものを子どもたちにも紹介してあげてください。

初出『Smile(学研エデュケーショナル)


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