高木香奈さん(仮名)夫妻は、共働きで2人の子どもを保育園に預けていました。


ところが、コロナ禍で保育園が休園になり、夫婦のどちらかが仕事を辞めて子どもの世話をすることになりました。


その時、夫は次のようなことを言ったそうです。




●コロナ離婚の一事例


「男は簡単に仕事を辞められないんだ」


「俺が今辞めると会社が回らなくなるし、社会的にも損失だ」


「あなたは女だし母親なんだから、あなたが仕事を辞めて子どもたちを見るのが普通だろう」


これを聞いて、高木さんは大きなショック受けました。


自分の仕事が夫に軽く見られていることがわかり、悲しさと虚しさを感じましたし、女だからとか母親だからという理不尽な理屈で決めつけてしまう夫に、怒りすら感じました。


高木さんは、福祉関係の専門職である自分の仕事に誇りを持っていましたし、給料も夫とほぼ同じくらいもらっていました。


そういったこととまったく無関係に、ただ女だからとか母親だからという理由で、今までの自分の努力が水泡に帰そうとしているのです。


高木さんは、この夫の言葉がきっかけで、今までの夫の男女差別的な言動がいろいろ思い出されてきました。


付き合っている段階ではわかりませんでしたが、結婚して生活を共にしてみると、夫の中に本人も気づかないらしい多くの差別意識があることがわかったのです。




●コロナ禍で一緒に過ごす時間が増えて…


例えば次のようなことです。



世帯主は男性がなるのが当然。
名字も男性の名字にするのが当然。

朝は女性の方が早く起きるべき。
食事の用意は基本的に女性がするもの。

子どもの面倒を見るのは基本的に母親。
保育園への送迎も基本的に母親。

保育園の入園準備や持ち物への名前つけも基本的に母親。
お茶やコーヒーも妻が気を利かして入れてくれるのが望ましい。



夫のこういった差別意識について、高木さんは今まで我慢してきました。


ですが、コロナ禍で一緒に過ごす時間が増えて、目につくことが今まで以上に増えてしまいました。


それに加えて、仕事を辞めてくれという要求もあり、ほかにも積もっていた軋轢が噴出して……、ということで結局離婚することになったのです。




●差別意識が幸福度を下げる


実は、コロナ禍の離婚だけでなく、一般的な離婚でも、男性の女性差別が一因になっている例は多いのです。


また、離婚まで至らなくても、夫の女性差別意識に悩まされている妻は世の中にたくさんいて、家庭内不和の原因になっています。


つまり、女性差別意識が日本人の幸福度を下げているのです。


日本人の意識の中には、儒教や封建的な家制度の影響が未だに色濃く残っているのが実状です。


子育て中の家庭においても、気づかないうちにそういう意識を次の世代に手渡していることが多いので気をつけたいものです。

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