「ちゃんとしつけなければ」「人に後ろ指を差されたくない」という気持ちが強い親はしつけ主義になり、ちょっとでも行儀が悪そうに見えることは「ダメ」とストップをかけるようになる。
玩具やお菓子を目がけて走り出すのも、何かにちょっと触るのもNGだ。
道端の花に触ろうとすると「触っちゃダメ」。
電車の窓から景色を見るために後ろ向きになっただけで、「お行儀よく座ってなくちゃダメ」。
珍しい物を見て「見て見て」と言うと、「静かに!」と叱る。
そうした行動を、生きる意欲とやる気の表れだと認めてあげることができない。
子どもが生まれつき持っていた生きる意欲とやる気が損なわれていく。
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子どもが「ああ、今日は疲れちゃった。宿題やりたくない」と言い出して困ったことはありませんか?
それを聞いて、ほとんどの親は「何言ってるの? ちゃんとやらなきゃだめでしょ!」と叱ると思います。
でも、これでやる気が出る子がいたら奇跡です。
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小さい子どもを見ていると、飛んで跳ねて動き回り、虫を捕まえてみたり花を触ってみたり、どの子も好奇心とやる気に満ち溢れている。
これらはすべて生きる意欲の表れだ。
それを大人が奪っていくようなことはしたくないものだ。
「否定」と「押しつけ」がそれを奪う。
「肯定」と「主体性」を大切にしよう