30代の美雪さんの話。
美雪さんが子どもの頃、母親は彼女を優秀な姉と比べることが多かった。
それで辛い思いをしていると、祖母が「美雪は美雪でいいのよ」「美雪がいてくれるだけでうれしい。大好き」と言ってくれた。
これがうれしくて心の支えだった。
子どもを丸ごと肯定する言葉を贈ってあげよう。
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兄弟でも勉強ができる子とできない子がいる。
できる子を優遇してできない子を冷遇するなどという差別は絶対あってはならない。
差別された子は親への不信感を持ち、やがて人間不信になる。
自己否定感にもとらわれる。
兄弟の仲も悪くなる。
親は無意識のうちに差別していて気づかないが、子どもは気づく。