●なぜ、「勉強すると叱られる」と感じるのか?


子どもたちの中には、「勉強すると叱られる」と感じている子が結構います。
「そう聞くと、みなさんは驚くかもしれません。


「勉強しなければ叱られる」と思っている子は多いはずだけど、「勉強すると叱られる」と思っている子などいるはずがない、と思っている人が多いと思います。


しかし、実は「勉強すると叱られる」と感じている子は意外と多いのです。
もしかしたら、みなさんのお子さんもそうかもしれません。


なぜかというと、子どもが勉強したノートやドリルを見るなり、「なんなのこれ。ここ違うでしょ。この前も教えたでしょ」とか、「もっとしっかりやらなきゃダメ。直しなさい」などと、いきなり叱ってしまう親がけっこういるからです。


これでやる気の出る子などいるはずがありません。
こういう親の否定的な言葉が、子どもを勉強嫌いにさせている例が実に多いのです。


それに気づかないで、「宿題を進んでやらない」「通信教材や問題集を続けられない」と
嘆き続けるのはとても残念なことです。




●「部分」に注目すれば、必ずほめられる


大切なのは、肯定的な言葉がけです。
子どもが勉強したらできるだけ早く見て、まずはとにかくほめてあげましょう。


やったこと自体をほめ、次にほめられる部分を見つけ出して、ほめてあげてください。
ほめるためには、「部分」に注目することが大切です。


全体的にはまずくても、部分に注目すれば、必ずほめられるところが見つかります。


子どもの字をほめてもいいのです。
中には偶然上手に書けている字もありますから。


間違っているところは「惜しかったね。難しかったね」と言って、一部でもできている部分をほめます。
解こうとしたことだけでも立派なものです。


がんばって試行錯誤したところがあれば、それもほめます。
計算は違っていても、式が合っていれば、それもほめます。




●丸つけでほめる

丸つけにしても、「丸つけでほめる」という気持ちで臨みましょう。

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