新型コロナと共に生きる時代は、子育てと教育においても大胆な発想転換が必要です。
そこで、親野智可等のツイッターから参考になりそうなものをいくつか紹介いたします。

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学校が再開だ。先生たちに心がけてほしいのは、子どもたちが「学校って楽しい」「授業
・勉強が楽しい」「先生が大好き」と思えるようにしてあげること。勉強の遅れを取り戻
そうとギュウギュウ詰めにしないで。教科書を全部やる必要はない。思い切った精選が不
可欠。何を削るか、文科省の指針を早く!
 
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長年教壇に立った経験で言えば、教科書を全部やる必要はない。省ける部分もあるし軽い
扱いでよい部分も多い。精選すれば、「夏休み短縮」「土曜日授業」「授業7時間目まで」
などしなくても大丈夫だ。これ以上子どもを苦しめないで。子どもは授業を受けるロボッ
トではない。子どもには遊びが絶対に必要だ。
 
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教室の三密をなくすには少人数学級が一番だ。というより、それしか方法はない。40人
学級では無理に決まっている。30人?いや、この際だから一気に25人学級くらいにす
ればいい。そのためには先生を増やす必要がある。大混乱必至の9月入学を強行して莫大
なお金を使うより、そこにお金を使うべきだ。
 
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今、文科省や教育委員会の役人たちは、9月入学の情報を収集したり資料を作成したりで
大変だ。政治家へのレクチャーにも駆り出される。本当にやるべき仕事ができない。授業
時間が減ったことへの対応もオンライン教育の準備もできない。有限なマンパワーが浪費
され、結局は子どもたちが被害者になる。
 
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少人数学級とオンライン教育の実現が喫緊の課題だ。大混乱必至の9月入学に予算と時間
とマンパワーを浪費している場合ではない。三密対策としては少人数学級しかない。コロ
ナ第二波の対策としてはオンライン教育の整備が不可欠だ。この2つを最優先にすべき。
このままでは子どもたちがかわいそう過ぎる。
 
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9月入学なら大学が国際化して留学生が増えるとか、海外の優秀な教授が来やすくなるな
どと、本気で考えているのか?そんな単純なことではない。文科省の資料「大学における
教育内容等の改革状況について」を見れば、留学生を増やすには海外の大学との交流協定
が一番だとわかる。地道な努力が必要なのだ。
 
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9月入学の最大のメリットは留学しやすいということ。もちろん留学生を増やすことは大
事だが、そのための方策は他にいくらでもある。文科省の資料「大学における教育内容等
の改革状況について」を見れば、留学生を増やすには海外の大学との交流協定を結ぶのが
一番効果的だとわかる。他にも留学費用を補助する、学生の啓発に注力するなどもある。
これらのすぐできることをやらないまま9月入学を強行しても留学生は増えない。留学生
を増やすために、コロナのせいで大混乱している教育現場をこれ以上混乱させるのか?メ
リットに比べてデメリットがあまりにも大きすぎる。犠牲者は子どもたちだ。
 
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勉強もせずダラけている子が「コロナで疲れてやる気出ない」と言ったとき、「やらなき
ゃダメ」と叱っても効果ゼロ。まず「疲れるよね。大変だね」と共感。その後で「そうは
言っても…。半分の半分だけやっておこう」等ハードルを下げて促す。子どもも自分の愚
痴に共感してくれた人の言葉は素直に聞ける。
 
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コロナに負けない免疫力を得るにはたっぷり寝ること。セルフマッサージで幸せホルモン
を出す。みぞおちの周辺を手のひらで軽くさすると落ち着く。口角を上げてスマイル。深
呼吸と背伸び。ヨガやストレッチで体をほぐす。バスタブでしっかり入浴。動画サイトで
「もふもふ動画」と漫才を見て笑う。瞑想!
 
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コロナ禍が続いている。今は我慢の時だ。次の諺が参考になる。「明けない夜はない。や
まない雨はない。出口のないトンネルはない。始め有るものは必ず終わり有り。急いては
事をし損じる。慌てる乞食は貰いが少ない。雨降って地固まる。雨の後は上天気」。コロ
ナの後には思い切り大きく飛躍したいものだ。
 
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コロナの日々にお薦めなのが「ほめ写」だ。よい写真を貼ろう。1,練習をがんばってい
る、皿洗いをしているなど努力の過程。2,発表会で弾いている、優勝して賞状をもらっ
たなど達成の瞬間。3,兄弟仲よく遊んでいる、パパに抱っこされて笑顔の家族写真。写
真を見る度に自己肯定感と家族愛が育つ。
 
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苦しい体験をして優しくなる人と意地悪になる人がいる。何がそれをわけるのか?それは
本人の自由意思だ。人間は自己創造する唯一の生き物。それが人間の尊厳。神に近づくか
動物以下になるか。より良くなりたいという向上心があれば良い方に行く。そういう人に
は雨も良し、晴れも良し、曇りもまた良し。
 
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「無用の用」という言葉がある。一見無用・無駄に見えることが、実はとても大切だとい
う意味だ。長期的に見れば本当は何が良くて何が無駄かはわからないのに、現代人は短絡
的で、全ての時間を「有用」に生きたいと望む。それがギスギスした生活の原因だ。コロ
ナ禍の昨今、生き方を見つめ直してみたい。
 
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子どもは思うようにならない。遊んでばかりで勉強しない。だらしがない。片づけしない。
やるべきことは後回し。でも、けんかはする。散らかしたり汚したりも得意。そんな子ど
もたちとコロナのせいで毎日顔を付き合わせている。もう諦めるしかない。明石家さんま
の名言「生きてるだけで丸儲け」の境地だ。
 
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コロナのせいで日常を失った私たち。当たり前のことがありがたいことだったと気づく日
々。だから、これからは失う前に気づこう。「子どもが歯磨きをしない」といっても自分
の手で食事ができる。「ダラダラしてる」といっても健康に過ごしている。そのありがた
さに気づけば感謝の気持ちがわいてくる。
 
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コロナで子どもが家にいると大人はイライラする。子どもはやたらにエネルギッシュ。行
動はハイテンションで声はハイトーンだ。大人も元気なときは付き合えるし、我慢もでき
る。でも、疲れているときは難しい。一緒にいるとキレる。一番よいのはしばらく離れる
こと。うまく距離を取る工夫も必要になる。
 
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子育てを一人で抱え込むのはよくない。どんなに可愛い赤ちゃんでも、愛するわが子でも、
ギャーギャー・ドタバタが続けばイライラして当然。「もう無理。助けて」と声をあげよ
う。夫、家族、親戚、近所、友達、先生、市役所、保健師、医者、ネット、電話相談。「子
育て 相談」「育児 電話相談」で検索。
 
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コロナで家にいる時間が長くなり家庭内暴力や児童虐待が増加。一人で抱え込むのは危険。
子どもの虐待ホットラインは、虐待、子育て、親子関係などの悩みを話したい人や、助け
や情報が必要な人たちのための電話相談。
 
子どもの虐待ホットライン
06-6762-0088
児童虐待防止協会
http://www.apca.jp/hotline/whatis


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