なぞなぞを楽しみながら九九の習得に役立つ「九九なぞなぞ」というものがあります。
例えば、次のようにやります。
「裕太君の家は学校から西に何メートル歩けば着くでしょう?」
「え~と、西だよね。二・四が・八だから8メートル」
「ピンポーン。大正解!九九が得意だね」
こういうやり取りの中で、何気なく「九九が得意だね」と言ってあげると、子どもは喜びます。
そして、九九が好きになってやる気が高まります。
後いくつか例を挙げます。
珊瑚を見たことのある人は、クラスに何人いるでしょう?
答は15人。
「珊瑚」で、三・五・十五だから。
にごった水は一杯いくらでしょう?
答は10円。
「にごった」で、二・五・十だから。
飼ってたハチに逃げられました。
何匹逃げたでしょう?
16匹。「ハチに」で、八・二・十六だから。
お父さんが、「夕食をろくに食べられなかった」と言いながらたこ焼きを食べました。
いくつ食べたでしょう?
答は12こ。「ろくに」で六・二・十二だから。
九九は小学校2年生の後半に学ぶのですが、その習得のためには、ひたすら声に出して暗記する期間がしばらく続きます。
ですから、飽きてしまう子やなかなか覚えられなくて苦手意識を持ってしまう子もいます。
そこで、ときにはこの九九なぞなぞのような変化球で楽しませてあげましょう。
子どもは楽しいことが大好きなので、どんな分野の勉強でも、ちょっとした遊びの要素を入れる「楽勉」に心がけることが大切です。
そして、タイミングよく「○○が得意だね」「○○が好きだね」などのキラーフレーズを贈ってあげればやる気が高まります。
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