●「まず共感」に徹することが大事


子どもは突然、親にとって望ましくないことを言ってくることがあります。
そういうとき、どのケースでも大事なのは「まず共感」です。


逆に、親がよくやりがちなNGな対応として、次の3つがあります。


1,門前払いをして正論で叱る
2,安易な同調をする
3,励ましとアドバイスをする




●「先生に叱られて頭にきちゃった。あの先生嫌い」に対しては……


例えば、子どもが「先生に叱られて頭にきちゃった。あの先生嫌い」と言ったとき
は、「そうだったんだ。嫌だったね」と、まずは共感してあげてください。


そうすれば、子どもは安心して愚痴をこぼすことができます。


たっぷり愚痴をこぼすことができれば、子どもはすっきりして、また新たな気持ちでがんばるエネルギーがわいてきます。


また、子どもの話をたっぷり聞いているうちに問題点が明らかになってくるので、自然と必要な対応方法が見えてきます。




●共感と「安易な同調」は違う


「そんなこと言っちゃダメ!」「あなたがいけないんじゃないの? ちゃんと先生に謝らなきゃ」などは、1つめのNG対応「門前払いして正論で叱る」に当てはまります。


これだと、子どもはもう何も言えなくなって、ストレスをためこむことになります。


「そうだよね。あの先生って最低だよね。去年5年生を受け持ったときも、大勢の保護者があの先生はダメだって言ってたよ。本当、あの先生ダメだわ」などと、余分な情報を提供して火に油を注ぐようなことをしてしまうのもNGです。


これは、2つめのNG対応「安易な同調をする」です。
共感に似ていますが、共感を通り越してしまっています。




●共感がないまま、いきなり「励ましとアドバイス」はいけない


「そんなこと、気にしない、気にしない。そういう嫌なことがあったときは、思いっきり外で遊べばすっきりするよ」などと、いきなり励ましたり、アドバイスをしたりするのは、3つめのNG対応「励ましとアドバイスをする」です。


このように、共感がないまま、いきなり励ましたり、アドバイスをしたりすると、言われたほうは、「そんな簡単なことじゃないよ。なんで私の話を聞いてくれないの?」と感じてしまいます。


さらには、「私がどんなに嫌な思いをしたか全然わかってくれない。この人に何を言ってもムダだ」となってしまう可能性もあります。


「励ましとアドバイス」をする場合は、最初に子どもの話をたっぷり共感的に聞いたあとにしましょう。


子どもの様子をよく見て、「励ましとアドバイス」を聞く心の準備ができているようなら、話してあげてください。


共感のあとなら、子どもも励ましとアドバイスを受け入れやすくなります。


しかし、子どもの様子をよく見て、まだ「励ましとアドバイス」は受け入れそうにないとわかったときは、共感だけで終わった方が無難です。

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TOMAS スカラ

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