親野智可等がNHKの「武内陶子のごごラジ! 陶子のここが聞きたい」(2019/07/17)出演しました。
青木さやか・武内陶子・親野1907
ごごラジ1907

【出演者】
武内アナ:武内陶子アナウンサー
青木さん:青木さやかさん(タレント)
親野さん:親野智可等(おやの ちから)さん(教育評論家)

●宿題って?

学校は宿題を出して、子どもに「学力」と「学習習慣」を付けるという目的があります。
しかし、そもそも宿題は義務化されていません。学校や担任の考えで宿題量は変わります。
子どもに学力の差があっても、宿題量は一律ですので、負担が大きい子どももいるかもしれません。

親野さん:
欧米は夏休みが長く、宿題もありません。
バケーションは日頃やらないことをやるんです。そこで、彼らは“やる気スイッチ”が入るのです。

武内アナ:
うちの子はスイッチが入らないんですよ~。

青木さん:
スマホをやるスイッチはあるんですよ。

親野さん:
それを怒るのではなく、「すごい集中力だね」と言ってあげてください。
子どもにとって良い思い込みができるんです。

青木さん:
自分の子どものころを思い出すと、子どもに何も言えませんね。

●ちょっとの工夫で楽しく宿題

・紙で作った『模擬時計』を置くと、子どもが勉強モードに入りやすいです。(見える化)
・決まった時刻に音楽を流し、曲が終わるまでに机に向かうという方法もお勧め。(音楽の条件反射)
※曲は子どもに選ばせるのがよいでしょう。
・やるべきことを書いておいて、できたら裏返し。好きなキャラクターが見える仕掛けもありです。(お仕度ボード)

●宿題は計画的に

宿題の全体量を
「見える化」→「計画を作成」→「カレンダーに落とし込む」→「実行を見届ける」

●“やる気”にさせる朝の習慣

①準備方式…きょうやることを朝食前に提示する。
②とりあえず1問方式…朝食の前に1問だけやってから食事をする。
これで宿題の見通しがたち、宿題の負担がわかるのです。
取りかかりのハードルを下げることで、子どものやる気スイッチが入ります。
また、はがき大の付箋紙に簡単な計算問題を書いてウォーミングアップさせるのも効果あり。

親野さん:
否定的な言語化は良くないです。
ボクは勉強嫌いなんだ…と思い込んでしまうことも。
とりあえず、肯定的に言語化してみましょう。

武内アナ:
取ってつけたようにほめるのではなく、さりげなくですね。

●どうする自由研究

現在、学校では「自由研究」という言葉はあまり使われず、「自慢づくり」という言い方をすることもあります。
これによって「自慢できるもの」に挑戦するという意味合いが強くなります。

親野さん:
日頃よくやっている好きなことを深堀してみてください。
好きなこと、モノを細かくノート化するだけでOK。
題材は、テレビやゲームでも構わない。
親は上手に誘導してください。

青木さん:
うちの子は猫が好きなんです。

親野さん:
猫が好きならば、写真や絵を描くだけでなく、ひげや肉球などパーツを分類し、それがどのような役割なのかを調べてまとめるといいですね。
数字を入れると研究っぽくなります。

・自由研究を通じて、「自分が興味のあること」を見つける力を付けることが大事。
・自由研究を深めながら、「自分で思考・分析する力」を備えて欲しい。