●自分がキレて叱ったことを記録する


叱りたくないのに叱ってしまう。
もう怒らないと決めたのに怒ってしまう。
こういった悩みを持っている人は多いと思います。


あなたも、子どものしょうもない姿を見てついキレてしまい、その後反省をする……ということを繰り返していませんか?


この状態から抜け出すために、ちょっとしたことをやってみるといいと思います。


それは、自分がキレて叱ったことを記録するということです。
例えば、次のようなことを手帳かノートに書きます。


1 日にち、曜日、時刻、天気や気圧
2 なぜキレたのか? 近因と遠因




1 日にち、曜日、時刻、天気や気圧


曜日や時刻を記録していくと、キレやすい曜日や時間帯がわかることがあります。
例えば、「日曜日の夜にキレやすい」とか、「月曜日の朝は毎回キレてしまう」など
です。

これがわかると、事前に「そろそろ危ない時間帯だから気をつけよう」と気がつくことができます。


できれば、天気や気圧も記録するといいでしょう。
というのも、人間の心理状態は、天気や気圧の影響を受けやすいからです。


特に気圧は大事ですから、すぐ見られるところに気圧計を置くといいでしょう。
気圧が下がってくると、子どもはてきめんに影響を受け、ダラダラ・グズグズし始めます。


もちろん、大人も影響を受けますから、気圧計を見ながら自分に「キレ注意報」を出すといいでしょう。




2 なぜキレたのか? 近因と遠因


キレた理由を記録するのは、極めて大事です。
私のオススメは、近因(直接的な原因)と遠因(間接的な原因)を書くことです。


近因:朝起こしたとき、「あと5分」と言ったのに起きてこない。
遠因:自治会の会合に間に合わなくなるという焦り。


近因:玄関にランドセルを置いたままおやつを食べていた。
遠因:夜勤明けの旦那と口げんかしてイラついていた。


このように、近因と遠因を書いていくと、自分がどんな状況でキレやすいかわかって
きま
す。


すると、「これは危ない状況だ」と事前にわかり、自分に「キレ注意報」を出せるよ
うに
なります。


特に、遠因になりそうなことを引きずっているときは、「旦那と口げんかしたあとだから要注意だ」とか、「仕事の締め切りが迫っているので要注意だ」などとわかって、気をつけるようになります。

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TOMASスカラ

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