子どもが何か言ったとき、親はすぐに「ノー」を突きつけます。
特に、親にとって不都合なことを言ったときは必ずそうなります。


また、例えば、子どもが「疲れた。宿題やりたくない」と言ったとき、親はつい「何言ってるの。ちゃんとやらなきゃダメでしょ」と言ってしまいます。


世界中を探してもこれでやる気が出る子はいません。
それどころか、不愉快になってますますやる気がなくなるだけです。


こういう場合でも、まずは共感的に聞いてあげてください。
「疲れてるんだね」「そうだよ。部活もあって塾もあって大変だよ」「…大変だね」「塾の宿題もあるんだよ」「…あなたも忙しいね」というようにです。


共感的に聞いてもらえると、子どもは自分がどれくらい大変か親にわかってもらえたと感じることができます。
すると、気持ちが安らぎます。


その後、しばらくしてから頃合いを見計らって、「そうは言っても…、ちょっとだけやっておこうか」など、ちょっと水を向けてみます。
子どももやらなければという気はありますので、「しょうがない。やるか」となる可能性が高まります。


このとき、「ちょっとだけ…」「半分だけ…」「少しだけ…」と言ってあげると、取りかかりのハードルが下がります。
あるいは、小さい子だったら「ママも手伝ってあげるから」「一緒にやろう」という言葉も効果的です。


実際にこの方法を使っているお母さんによると、このひと言がかなり効果があるそうです。
そして、はじめの1,2問は手伝うことがあっても、エンジンがかかってくればその後は自分でやることが多いそうです。


こういったことは、親子の間のみならず、大人同士も含めて全ての人間関係に言えることです。
私は、共感を最優先にする人間関係が世界中に広がって欲しいと思います。


テクニック的にそうするだけでなく、心から相手の気持ちを受け入れて許せるといいですね。
なぜなら、どの人にもそれなりの理由があってそのように言ったり、そのように行動したりしているからです。


みんな、やむにやまない理由、そうならざるを得ない理由があるのです。
ただ、こちらがそれを理解する能力に欠けているだけなのです。
自分が至らないだけのことですから、相手を責めるのはお門違いなのです。


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