苦手なことを直す、つまり自己改造というものは、子どもよりもかえって大人の方が可能性があります。
もちろん、大人にとっても簡単なことではありません。
でも、子どもよりははるかに可能性が高いのです。


大人なら、何か失敗したときに「このままでは将来もっと困る。今のうちにこれを直さなければ。今のうちにこれをできるようにしなければ」と考えたり、または将来への夢を真剣に考えたりすることで、自己改造への強いモチベーションを持てるようになることがあります。


そして、それに基づく強い意志力も発揮できます。


でも、子どもは”今・ここ”に生きる存在であり、将来のことを真剣に考えることが本質的に苦手です。
ですから、自己改造への強いモチベーションも持てないし、意志力も続かないのです。


また、大人なら「これを直すぞ」と思ったとき、本を読んだり、ネットで情報を取ったり、カルチャーセンターで学んだりして、ノウハウを得ることができます。
自分で工夫したり必要なものを買ってきたりすることもできます。


大人には情報もあり、知恵もお金も行動力もあり、行動の自由もあります。
つまり、人間としての総合的な能力が高いのです。
子どもにはこういうものもまるでありません。


このようなわけで、子どもは苦手なことを直すのが苦手なのです。
人類がずっと思い込んできた「子どものうちなら直る」というのは、まったくの勘違いであり、はっきり言うと真っ赤な嘘だったのです。


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