福岡市在住の前田さん(仮名)は、小学3年生の息子のノートの字がひどいので困っていました。
「自分が子どものころには、もっと丁寧に上手に書いていたはずだ」という思いもあって、字のことで叱ることが多かったそうです。
「自分が子どものころには、もっと丁寧に上手に書いていたはずだ」という思いもあって、字のことで叱ることが多かったそうです。
例えば、子どもの書き取りや日記を見て、「もっとしっかり書かなきゃダメでしょ。はい、これとこれ、書き直しなさい」などとやっていました。
当然、息子の反発があって、お互いイヤな気分になるといったことの繰り返しでした。
当然、息子の反発があって、お互いイヤな気分になるといったことの繰り返しでした。
そんなとき、私・親野智可等の講演で「部分をほめる」という話を聞いて「これだ!」と思ったそうです。
講演を聞いてからは、ほめられる部分を探そうと意識するようになり、偶然よく書けている字や比較的マシな字を探すようになりました。
あるいは、さらに部分に注目して、よく書けている部首なども探します。
そういった字を5つも6つも探して、花丸をつけながらほめます。
そして、最後に「じゃあ、これとこれだけ直そうか」と言うと、子どもも素直に直してくれるそうです。
前田さんは、「ほめられることで子どもも喜ぶし、こちらもイヤな気分にならなくて済むのがありがたい」と言っています。
そして、子どもの字の書き方も、すこ~しではあるけども以前よりはよくなってきているような気がするそうです。
そして、私のブログを読んで、「よく書けているノートのページをコピーする」というのもやっているそうです。
そして、その中でも特によい字に花丸をつけます。
前田さんによると、「それを壁に貼っておいたら子どもがニヤニヤしながら見ていました。けっこううれしいみたいです」とのことです。
でも、前田さんは内心「コピーをとるのはけっこう面倒だな」と感じていたそうです。
というのも、前田さんの家にはコピー機がないので、コンビニに行ってコピーしていたからです。
そんなある日、ちょっとしたアイデアをひらめいてやり始めました。
それは、スマホで上手な字の写真を撮るという方法です。
子どもの上手な字を見つけると、スマホをめいっぱい近づけて接写します。
そして、宿題をやる前などに、「この『あ』という字、上手だったね。とてもバランスがよくて」「この『春』という字も形がいいね」などと言いながら見せます。
見せるときもめいっぱい拡大しながら見せます。
すると、子どもが喜んで、字をしっかり書こうという意識も高まるそうです。
私はこの話を聞いて「なるほど」と思いました。
たしかに、コンビニに行ってコピーをとるのは面倒です。
その点、スマホで写真を撮るのはとても簡単ですから、続けやすいかもしれません。
ということで、今回は前田さんの工夫を紹介しましたが、この他にも工夫次第でいろいろな方法がありそうですね。
こちらもご参考にしてください。
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