●ポイントは親が3つの「しない」を守ること
4月から小学生になるお子さんがいるご家庭では、そろそろ入学準備が気になる時期ではないでしょうか。
持ち物の準備や学童保育の申し込みなど親が準備すべき実務的なこともさることながら、子ども自身が直面する新生活への準備が気になるところです。
例えば「早寝早起きができるようにしなくては」「着替えが早くできるようにしなければ」「決まった時間にトイレに行けるようにしなければ」などの生活習慣面。
「ひらがなが書けないと」「足し算、引き算はできたほうがいいのでは」などの学習面。
「同じ小学校に知っている子がいないけれど友達はできるのか」「先生にきちんと意思を
伝えられるのか」といった人間関係面。
親が子どもに「できるようにさせておきたい」ことは色々ありますが、親野先生によると、子どもに何かできるようにさせることよりもまず、親が3つの「しない」を守ることが大切だといいます。
●入学準備で最も大切な3つの「しない」ポイント
1・入学を楽しみにできるように、学校は怖い所だというイメージを持たせない
2・「●●しないと、1年生になれない」などと否定の言葉で、自己肯定感を壊さない
3・叱られると「親に愛されていない」という気持ちになりやすく、他者不信感が強くなるため、繰り返し叱らない
「否定的な表現は、1~3月は極力やめたほうがいいですね」と親野先生。
「ひらがなが書けないと困るよ」とか「着替えがテキパキできないと体育で間に合わないよ」といった、「そんなことができないと1年生になれない」という言い方は、ふとした瞬間に口にしてしまいそうです。
でもそれでは、学校は怖い所だなというイメージが子どもの中で出来上がってしまうのだといいます。
「入学したときはテキパキ着替えられなくても、何かと他の子に遅れを取っていても、自己肯定感が高い子は、『やってみたい!』『できる!』という積極的な気持ちで取り組めるものです」
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「日経DUAL」 掲載記事より
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