お正月も2日目ということで、スーパーマーケットに買い物に行きました。
その駐車場で、車を降りた途端に「何やってるの!」という叱責の声が聞こえてきました。

どうやら、子どもが買ったばかりの物を落としたようです。
それで、お母さんが叱ったというわけです。

その子はしょげて下を向いて固まっていました。
子どもにとってはうれしくてたまらないお正月に、楽しく買い物をしていたのに、いきなり叱られて本当にかわいそうです。

こういうとき、大半の人は「何やってるの!」と言ってしまいます。
物を落としたときだけでなく、転んだとか、何かにぶつかったときでも同じです。
あるいは、相手が子どもでなく、夫や妻などとにかく遠慮のいらない人の場合は同じです。

職場の人や近所の人など、遠慮のいる人が相手だと「だいじょうぶですか?」などと言えるのに、身近な人には無遠慮な言葉になってしまいます。
こう言われると、言われた方は不愉快に感じます。
なぜなら、この言葉には非難の意味がこめられているからです。

身近で遠慮のいらない相手にも「だいじょうぶ?」と言える人もいます。
でも、圧倒的に少数派です。
言われる方としては、「だいじょうぶ?」の方が思いやりがあってうれしいですよね。

人間というのはおかしなものです。
長い目で見れば特に大事にしなくてもいいような他人は大事にしますが、身近で一番大事にするべき人は大事にしないのですから。

そして、こういうちょっとした言葉の積み重ねで人間関係ができあがっていくのです。
叱責、非難、小言など、否定的な言葉を積み重ねていると、子どもの心はだんだん離れていきます。

そして、はっきり目に見える形になってしまってから、大いに慌てます。
「一体なぜこんなことに?」
「自分はこの子のことを思ってやってきたのに、なぜ?」

子どもだけでなく、身近な相手なら誰についても同じことになります。
身近な相手と他人以上に冷え切った関係になっている例は本当にたくさんあります。
それらは、長い間のすべてちょっとしたことの積み重ねでそうなっているのです。

親子が冷え切ってしまうと…
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