■質問


学校で習ってない問題が通信教材で出たときは、どうすればいいでしょうか?



■親野智可等の回答


自学自習のストレスを感じさせないことが大切です。
答えを見て考えることも大切な学習法です。


通信教材を使用していると、学校ではまだ習っていない内容が出てくることがあります。
というのも、学校の勉強はもとの計画より遅れることが多いからです。


子どもにとって、見たこともない問題に取り組むことは、たとえ丁寧な解説があったとしても大変なことです。
どうしてもわからないときにはどうしたらいいのか?
その対処法をあらかじめ親子で決めておくことが大切です。


まずは、解説を読んで自分で答を考えます。
それでわからないときは、答えを見て、なぜそうなるのかを考えます。
次に、答えを書き写したり、もう一度解説を読んだりしながら、その内容を頭に入れます。


「答えを見るのはダメなこと」と考えがちですが、必ずしもそうではありません。
答を見て理解し、それを頭に入れるのは、とても大事な勉強法なのです。
たとえば大人の資格試験では、みんなこのような勉強法をしています。
大学入試の勉強もそうです。


ところが、小学生にはこれが許されていません。
考えてみればおかしなことですよね。


おうちのかたは、「それでもわからなければあとで一緒にやろう」と伝えておきましょう。
そして、できたところまでしっかりほめてから一緒に問題に取り組みましょう。
わからないというストレスで、勉強を放棄してしまわないことが大切です。


●まるのつけ方で、再確認問題をわかりやすく


まるつけをするときに、ちょっとした差別化をするのも効果的です。
たとえば、自分で考えて問題を解けたときには赤ペンでまる、答えを見ながら解いたときはピンクのペンでまるをつけるというようにします。
あるいは、前者は三重まる、後者は一つまるとしてもいいでしょう。


後日見直して、ピンクのまるや一つまるの問題だけ、もう一度取り組ませるようにしてもいいかもしれません。


●問題カードを作って、ときどきチェック


答えを見ながら解いた問題は、紙に書き写してカードを作り、空き箱などにいれておきます。
箱には「まちがい宝箱」など楽しい名前をつけます。
解いてから日が浅いうちに、中にたまった問題カードを出して再挑戦します。

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