●質問



――「注意しない親」と見られないために世間の目を気にして「ダメ」と注意してしまうことがありますよね。




●回答



世間の目のプレッシャーというのは大きいんだけれど、親は防波堤になることも必要ですよ。
プレッシャーは受け流して、子どもを犠牲にしないでほしいですね。


法事で一族が集まったとき、ある女の子が「皆さん、おはようございます!」って元気よく挨拶したんです。


すると、長老格のおじいちゃんが「おっ、A子はあいさつができて、上手だな!」と言う。
そこにいた男の子に平気で「オマエは挨拶できないのか」と言ったんです。
お母さんは、焦るわけですよ。


よくあるのが「アンタも頑張ってあいさつ挨拶しなさい」っていう言い方。
でも、ものすごくおとなしくて、いくら努力してもできない子は必ずいるんです。


そういうときは、親が話題を変えちゃえばいい。
挨拶はもちろん大事だけれど、そのときは話題を変えちゃう。
親が防波堤になることも大事ですよ。


初出:0歳からはじめる教育の本 (別冊宝島 1576 スタディー)