●質問

――子育てが思うようにいかないと、子どもをしかったり怒鳴ってしまうことがあります。

なぜ子どもをしかってしまうのかというと「しつけなきゃ!」という気持ちがあるから。
これは、マスコミでコメンテーターなどが「しつけができていない若者が多い」「しかられずに育ったか
ら」とか、そういうことを言うもんだから、今の若い親の耳にこびりついちゃっている。

「しつけなきゃ」とか、「ダメなものはダメっていわなきゃ」とかしつけ優先主義が今、蔓延している。
これは非常によくないです。

しかるというのは、感情的に強い口調でとがめること。
子どもに対して、本来はそんなことをする必要なんてまったくないんです。
それは諭すとか言い聞かせる、これで十分です。
子どもには穏やかに言うことが大事です。
親の言葉って、すごく大事です。

赤ちゃんだったら、意味がわかんないだろうと思っているかもしれないけど、そんなことはなくて、体で意味を感じている。
暴言などは必ず子どもの中に入ってしまうんですよ。

初出:0歳からはじめる教育の本 (別冊宝島 1576 スタディー)

親野智可等の講演
親野智可等のメルマガ
親野智可等の本
遊びながら楽しく勉強
取材、執筆、お仕事のご依頼
親野智可等のお薦め
親野智可等のHP

「フォレスタネット」先生の授業準備のための情報サイト

国語のお薦め
漢字のお薦め
語彙力をつけるには?
算数のお薦め
算数の図形の力をつけるには?
遊びながら力がつく算数ゲーム
理科のお薦め
これがイチオシ理科マンガ
社会科が好きになるお薦め
歴史が好きになると一生楽しめる
地理が得意になると社会科全体が好きになる
図鑑が子どもを伸ばす
多種多様な図鑑
幼児にオススメ
お薦め知育教材
子どもは伝記で自分の人生を考える
親力アップにお薦めの本
発達障害?と思ったら
パパ・祖父母・PTAのオススメ
思春期の子をお持ちの方にオススメ