[ 問題 ]
3年生のとき算数はよかったけど国語の漢字が苦手だったので、4年生ではもっと漢字をがんばらせたいと思います。
やる気を高めるために何と言いますか?
A.「3年生は漢字がダメだったから4年生ではがんばろう」と言う
B.「3年生では算数をがんばったね」とほめてから漢字の話を切り出す
C.4年生の漢字のテストで100点取ったら100円あげるよ
診断結果
●Aを選んだ人:△
「3年生では漢字がダメだったから…」などといきなり否定的な言い方をされて、それで子どものやる気が高まったら奇跡です。
●Bを選んだ人:◎
このように、まずは本人のがんばりを認めてほめるところから入ることが大事です。
勉強以外のことでもいいので、それを心からほめてあげましょう。
そのあとで、「じゃあ来年は何をがんばる?」という話に進めていきます。
●Cを選んだ人:×
お金や物で釣ると手っ取り早い効果がありそうなので、けっこうやってしまう親がいます。でも、こういうことを続けていると何かにつけてお金や物をもらうことが目標になってしまい、それがないと動かないということになりかねません。
ポイント
学年や学期の変わり目は、子どもにとって大きな節目です。
子どもも漠然とながら「○年生になったら…」とか「2学期には…」などという気持ちを持っています。
ですから、こういう時期をうまく活用して子どものやる気を高めてあげることが大切です。ところが、親がやりがちなのが、まず子どもを否定するところから入る方法です。
こういう不愉快な入り方では、子どもは心からがんばろうという気持ちになれません。
最初からやる気になれないのですから、がんばり続けられるはずがありません。
そして、当然のことながら親が叱ることが増えます。
このとき親は「約束したのになんでやらないの!」と言いますが、はじめからただ一方的に押し付けていただけのことなのです。
どうしたら子どもが本当にやる気になるかと考えて、実行してください。
親がただ自分の要求を一方的かつ直接的に押し付けるだけでは、はじめから無理なのです。
勉強だけでなく、万事そういうやり方になっていないか一度振り返ってみてください。
私の見るところではほとんどの親はこれをやっています。
押し付けている本人が気づいていないだけなのです。
親野智可等の講演
親野智可等のメルマガ
親野智可等の本
親野智可等@アマゾン
遊びながら楽しく勉強
取材、執筆、お仕事のご依頼
親野智可等のお薦め
親野智可等のHP
「フォレスタネット」先生の授業準備のための情報サイト
国語のお薦め
漢字のお薦め
語彙力をつけるには?
算数のお薦め
算数の図形の力をつけるには?
遊びながら力がつく算数ゲーム
理科のお薦め
これがイチオシ理科マンガ
社会科が好きになるお薦め
歴史が好きになると一生楽しめる
地理が得意になると社会科全体が好きになる
図鑑が子どもを伸ばす
多種多様な図鑑
幼児にオススメ
お薦め知育教材
子どもは伝記で自分の人生を考える
親力アップにお薦めの本
発達障害?と思ったら
パパ・祖父母・PTAのオススメ
思春期の子をお持ちの方にオススメ
【親野智可等@まぐまぐニュース】
親野智可等の講演
親野智可等のメルマガ
親野智可等の本
親野智可等@アマゾン
遊びながら楽しく勉強
取材、執筆、お仕事のご依頼
親野智可等のお薦め
親野智可等のHP
「フォレスタネット」先生の授業準備のための情報サイト
国語のお薦め
漢字のお薦め
語彙力をつけるには?
算数のお薦め
算数の図形の力をつけるには?
遊びながら力がつく算数ゲーム
理科のお薦め
これがイチオシ理科マンガ
社会科が好きになるお薦め
歴史が好きになると一生楽しめる
地理が得意になると社会科全体が好きになる
図鑑が子どもを伸ばす
多種多様な図鑑
幼児にオススメ
お薦め知育教材
子どもは伝記で自分の人生を考える
親力アップにお薦めの本
発達障害?と思ったら
パパ・祖父母・PTAのオススメ
思春期の子をお持ちの方にオススメ