[ 問題 ]


子どもが「またテストで100点取ったよ」と言いました。あなたは何と言いますか?


A.いつも100点ですごいね。

B.いつも100点取れる子でママもうれしいわ

C.勉強よくがんばってるね。









診断結果



Aを選んだ人:△

「いつも」という言葉がくせ者です。
これだと、100点でないと見せにくくなってしまいます。



Bを選んだ人:×

これはさらに子どもにプレッシャーを与えます。
子どもは、「いつも100点を取れる子でないとママに喜んでもらえない」と感じてしまいます。



Cを選んだ人:◎

これなら、子どもに余分なプレッシャーを与えません。
心を込めて言えば、子どものやる気がさらに高まります。


ポイント


子どもを伸ばすにはほめるのが一番です。
子どもは、ほめられれば自分に自信が持てて、さらなるエネルギーがわいてきます。
上手にほめられる人だけが、子どもを伸ばせるのです。


私が講演でこういう話をすると、「ほめすぎることの弊害はありませんか?」という質問が出ることがあります。


私はほめすぎることの弊害というものはないと思います。
でも、まずいほめ方というものはあります。


AとBのようにプレッシャーを与えるほめ方もその1つです。
また、「わがままを言わなくていい子だね」のように子どもをコントロールするためにほめるのもいけません。


このようなほめ方は、子どものためにならないので気をつけましょう。
正しいほめ方ならほめすぎということはありません。


また、何かうまくいかないことがあったときは、子どもの残念な気持ちに共感してあげることも大切です。
例えばテストの点数が悪かったときです。


そういう親なら、子どもは悪い点のテストも安心して見せることができます。
つまり、「ほめる」と「共感」の2つがセットになっていることが大切なのです。


【親野智可等@まぐまぐニュース】

http://bit.ly/2nbcOox


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