「リビング学習で学力が上がる。勉強が好きになる」という話を聞いたことがある方は多いかと思います。
以前、「東大に行く子の多くはリビングで勉強している」などの特集をした雑誌がよく売れましたし、テレビや雑誌などでも大々的に取り上げられました。
『AERA with Kids』(2017春号)の調査結果では、小学生の親で「子どもがリビング・ダイニングで学習する」と答えた人が、全体の8割近くでした。


でも、本当にリビング学習をすれば、子どもは勉強が好きになるのでしょうか?
そして、学力が上がるのでしょうか?
そこに落とし穴はないのでしょうか?


実は、やり方次第では逆効果になるリスクがリビング学習にはあるのです。
そのリスクを知らないまま無自覚にやっていると、子どもは勉強が嫌いになり、当然学力も下がります。




●リビング学習のメリット


話をわかりやすくするために、まずはリビング学習のメリットについて考えてみます。
大きなメリットとして挙げられるのは、リビングだと子どもが安心して勉強に取り組めるということです。


子どもは大人に比べてはるかに怖がりであり、ちょっとしたことで不安になります。
窓が風に吹かれてガタガタしただけで、「何かいるんじゃないか?」とおびえたり、部屋のカーテンが揺れただけで「おばけだったらどうしよう?」と怖くなったりします。
ですから、シーンとした部屋の中に1人でいると不安で仕方がないのです。
こういう状態では勉強への集中力も上がりません。


それに対してリビングは人の気配のある空間です。
親、兄弟、あるいは家族の誰かがそこにいます。
ですから、子どもにとっていちばん安心できる空間であり、不安感によって集中が妨げられることはなくなります。


また、コミュニケーションが取りやすいというメリットもあります。
なかなか勉強に取りかからない子を促したり、取りかかってはみたもののいつの間にか自主休憩に入った子にハッパをかけたりすることもできます。
子どもにしても、わからないことがあったときに質問したり、できたものをすぐ見せて褒めてもらったりすることができます。


つづく
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