[ 問題 ]


ある日、みち子さんは、会社の同僚とのトラブルで仕事が進まずいつもより家に帰って来るのが遅くなってしまいました。
このあと、夕食の仕度と洗濯物の取り込みをして、明日の家庭訪問に備えての掃除もしなければなりません。
また、会社の書類作成という持ち帰り仕事もあります。

ふと見ると、子どもは片づけも宿題もやらずダラダラしています。
みち子さんは、自分が無性にイライラしてくるのに気がつきました。
あなたがみち子さんなら、どうしますか?


A.「今、お母さんイライラしてるから、そばにいない方がいいよ」と言う

B.「ダラダラしてちゃだめでしょっ!片づけて宿題やりなさいっ!」と言う

C.「あ~っ、忙しいのと子どもがダラダラしてるのでイライラしてきた!」と言う









診断結果



Aを選んだ人:◎

親が自らイライラ警報を出して、爆発する前に子どもを避難させるのはとてもいいことです。
これができる親は立派な親です。



Bを選んだ人:×

このように仕事や人間関係のイライラを子どもにぶつけるのは、一番よくないことです。
それより、Cのように純粋に出す方がはるかにマシです。



Cを選んだ人:◎

これはイライラを純粋に吐き出しているわけで、Bのように自分のイライラを子どもにぶつけるよりはるかにマシです。
イライラを純粋に吐き出すのとイライラを子どもにぶつけるのとでは、まったく違います。


ポイント


いつも安定した気持ちで子どもに接することができれば、ベストです。
でも、人間なかなかそうはいきませんし、イライラすることもしょっちゅうです。
そのときどうするかが大事です。
「それが子育ての分かれ目」と言ってもいいくらい大事です。


一番いけないのは、Bのように自分のストレスを子どもにぶつけることです。
これは、子どもの心を不安定にするだけでなく、親への不信感にもつながります。
親にストレスをぶつけられた子は、自分より弱い子に同じことをすることもあります。
いろいろな面で弊害が多く、いいことはひとつもありません。


AやCのようにできる親は立派です。
こういうひとたちは、自分の精神状態をけっこう客観的に見ていられるので、イライラする感情に飲み込まれてしまわないのです。


BとCでは天と地ほどの違いがあります。
Bは、自分のストレスを子どもにぶつけているだけなのに、その事実に気づいてもいません。
あるいは、少しは気づいているのかも知れませんが、結果的には同じです。
そして、そのとき、頭の片隅に、「しつけのため」「子どものため」という言い訳を用意しています。


Cは、自分のストレスを自覚してそれを純粋に表現しています。
「仕事で忙しいのでイライラしている」「子どもがダラダラしてるのでイライラしている」と言うことで、イライラのマグマを純粋に吐き出しているのです。
これなら、子どもは「まずい、しっかりしなきゃ」と思うことはあってもBのような弊害を引きずることはありません。
親自身も、イライラをさらに溜め込むこともなく、あとで必要以上に大爆発することもなくなります。


【親野智可等@まぐまぐニュース】

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