[ 問題 ]


5年生のわが子は算数の文章問題が苦手です。
あなたの考えはどれに近いですか?


A.計算問題の反復練習をたくさんやって、計算力を付ければ文章問題にも強くなる

B.問題の文章を図や表で表す練習をすれば、文章問題に強くなる

C.読書を増やして読解力を付ければ、文章問題に強くなる









診断結果



Aを選んだ人:△

計算を速く正確にできるようにするのはとても大切です。
特に加減乗除の基本的な計算は、瞬時にできるようにしておきたいものです。
これが不十分なままでは、文章問題に強くなることもあり得ません。

でも、「計算力があれば文章問題にも強くなれる」とはいえないのです。
それには、別の能力も必要なのです。



Bを選んだ人:◎

問題の文章に書いてある内容を図や表に表すことで、いろいろな数の関係や問題の意図が見えてきます。
そこから解き方や式の立て方が分かってくるのです。

でも、テストのときだけそれをやろうとしても無理です。
日頃からそういう練習をして、図や表に表す力を育てておくことが大事です。
それは、問題を分析する力を育てることでもあるのです。



Cを選んだ人:○

もちろん、文章問題を解くのに読解力は必要です。
でも、一般的な読解力を付けるだけでは、文章問題に強くなることはできません。


ポイント


世間では、よく、「文章問題を解けないのは読解力がないからだ。読書に親しんで、読解力を付けることが大切だ」という言い方がされます。


これには一理あります。
確かに読解力が弱ければ、文章問題に強くなることはできません。
でも、読解力があれば文章問題に強くなるかというと必ずしもそうではありません。
その証拠に、国語の読解力の問題は得意なのに算数の文章問題は苦手という子はたくさんいます。


文章問題に強くなるためには、日頃からBのように図や表に表して分析的に考える練習をすることが大切です。
たとえ意味が分からない難しい問題でも、とにかく鉛筆で何かを書きながら考える癖を付けることです。


子どもたちの多くは、難しい文章問題のとき、手も足も出ないでただぼーっとしているだけということになりがちです。
でも、日頃から図や表に表す癖を付けておくと、分からないなりにも鉛筆を動かしながら考えることができます。
そのうち、解決の糸口が見つかるということもよくあるのです。


【親野智可等@まぐまぐニュース】

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