●子どもの状況を見てから話しかけよう。観察力が大事


子どもに何か言ったとき、「わかってるよ!」と反抗されると、頭に来ますよね。
それで、「わかってるならどんどんやりなさい」と言い返して、また「うるさい」と反抗される…。

さらに、「親に向かってうるさいとは何なの?」「うるさいからうるさいって言っただけ」「どんどんやらないからでしょ」「今やろうと思ってたの!」「うそ言いなさい」「もうやる気なくなった」などと言い合いになる…。


よくある光景ですが、こういう言い合いをするとお互いイライラして、さらにストレスが溜まります。
特に、子どもが反抗期の時にはこういうことがよく起こります。


こういう不毛な言い合いを防ぐためにひとつ気をつけたいのが、そのときの子どもの状況をよく見てから話しかけるということです。
つまり、観察力が大事です。


●誰にも、気持ちよい返事ができないときがある


例えば、大人でも、家計簿の数字が合わなくてイライラしながら計算しているときに、話しかけられたらどうでしょう?
あるいは、毎週楽しみにしているテレビの連続ドラマを、夢中で見ているときに話しかけられたらどうでしょう?


しかも、楽しい話ならともかく、「さっき頼んだアイロン掛けまだしてないじゃん。いつになったらやってくれるの?」などという話だとしたら、どうでしょう?
つい、「わかってる。うるさい」と言いたくなるのもわかりますよね。


同じように、子どもも友達とのラインのやりとりで、何と返信していいか考えあぐねているところかも知れません。
あるいは、大好きなアニメのすてきな場面を夢中で見ているところかも知れません。
新しく買ったガジェットの使い方がわからず、取り扱い説明書をちょっとイライラしながら読んでいるところかも知れません。
こういうとき話しかけられても、気持ちよい返事をすることは難しいのです。


●今、相手の内面はどういう状況なのか?


今、相手の内面はどういう状況なのか?
今これを言ったとして、相手には聞く余裕があるのか?

もし、話を聞けるような状態でないなら、やめたほうがいいです。
そして、相手が聞ける状態になるまで待ちましょう。
相手にとって楽しい話ならともかく、そうでない話の場合、これは絶対に必要な配慮です。


自分が何か思いついたら、すぐ話しかけてしまう…。
相手の心理的な状況などおかまいなしで、言いたいことを言ってしまう…。
悪意はないかも知れませんが、観察力がないばかりに、相手の神経を逆なでしてしまう…。
これだとうまくいきません。


つづく
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