わが子の“忘れ物”の多さに悩む親御さんは多いと聞きます。
改善したいけれど、“手を貸してしまうと、いつまでたっても自分で気をつけるようにならないし、忘れ物をして困ればきっとそのうち直るだろう”と、その状況を放ったままにしていませんか?



「忘れ物をする子に、“忘れ物をすれば困ってそのうち忘れ物がなくなるだろう…”という理論がまことしやかに言われていますが、絶対にそういうことはありません。子どもというのは、そもそも自己改造が苦手なのです。むしろ、そういうことはかえって大人になってからのほうが直しやすい。本当にやりたいことが見つかり、目的意識をもって生活するようになれば、その必要に応じて生活面も気を付けるようになり、忘れ物もしなくなるものです」


そう話すのは、教育評論家の親野智可等先生。
しかし、だからといって子どもの忘れ物をそのまま放っておく悪影響は多いという。


「子どもの忘れ物を放っておくと、忘れ物をする回数が増えるようになります。そうすると、ますます先生に叱られますし、友達からの信頼も低下していき、いじめの原因になることもあるのです。また、忘れ物をすることで授業に集中できず学力も落ちてしまいます。だから、放っておくのではなく、まずは親が手を貸していきながら改善すればいいのです。だんだんできるようになっていったら、手を離していく。これがスモールステップです」(親野先生 以下同)


スモールステップとは、いきなり完璧を求めるのではなく、その子の成長段階までハードルを下げてやり、その子の実状に応じた過不足のないサポートをして導く方法だ。
その大まかな流れは次のように進めるという。


1) 親が一緒にやってやり、やり方(合理的な工夫)を教える
2) 次に、親が声かけだけする
3) 次に、親が声かけもしないが、最終確認だけしてやる


では、忘れ物を直すための具体的なやり方=合理的な工夫とは?


●不要な物を処分する


「とにかく、不要な物が一緒に置いてあるのは忘れ物の原因となります。前年度の教科書やノート、要らないプリントなど、使わない物を処分するか、場所をかえて置くようにしましょう」


●持ち物コーナーを作る


「学校に持っていくものが家中のあちこちに散らばっているのも、忘れ物の原因になります。家の1~2カ所に持ち物コーナーを作ってそこに置けば、探すのが楽ですし、準備をしているときに“あっ、これ持っていくんだった”と気づくこともできます」


●見える化する


つづく
ママテナ

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お母さんの「敏感期」―モンテッソーリ教育は子を育てる、親を育てる (文春文庫)
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これを読むと読まないとではこれからの子供への接し方が違ってくると思います。とかく、小さいうちにいろいろつめこむ英才教育に目が向きがちでしたが、うまく軌道修正していただいた気分です。モンテッソーリに詳しい方には物足りないかもしれませんが、子育て初心者の方やイヤイヤ期に参ってるお母さんにはとても参考になるのでは。(レビュー)



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