●嫌なことを思い浮かべながら眠るとマイナス思考になる

みなさんは、夜、どんなことを思い浮かべながら眠りにつくことが多いですか?
自分にとって嫌なことが多いですか?

嫌なこととは、例えば過去にあった嫌なことです。
つまり、誰かにバカにされて悔しかったこと、失敗して恥ずかしかったこと、痛い目にあったこと、叱られたこと、などです。

あるいは、未来に起こり得るかも知れない嫌なことです。
つまり、来週ある資格試験に落ちるかも知れないという不安、仕事を解雇されるのではないかという恐れ、などです。

こういうことを思い浮かべながら眠りにつくと、眠っている間中ずっと、嫌な感情が続く可能性があります。
すると、朝起きたときもいまひとつ楽しい気分になれません。

下手をすると、その気分のままで1日のスタートを切ることになります。
こういうことが続くと、表情も暗くなり発想もマイナス思考になりかねません。



●楽しいことを思い浮かべながら眠るとプラス思考になる

ですから、今夜からは、できるだけ楽しいことを思い浮かべながら眠りにつくことをお薦めします。

楽しいこととは、例えば過去にあった楽しいことです。
つまり、努力が報われてうまくいったこと、誰かにほめられたこと、家族や友達と楽しい時間を過ごせたこと、などです。

あるいは、未来に起こり得る楽しいことです。
つまり、水泳大会で1位になる、テストで百点を取る、サッカーの試合でシュートを決める、遊園地に遊びに行く、などです。

こういうことを思い浮かべながら眠りにつくと、眠っている間中ずっと、楽しく幸せな気持ちでいられる可能性があります。
すると、朝起きたときも楽しくポジティブな気分になれ、よい気分のままで1日のスタートが切れるようになります。

こういうことが続くと、表情も明るくなり発想もプラス思考になっていきます。



●眠りにつくときのイメージトレーニングは目標達成のためにも効果的

こういったイメージトレーニングは、アスリートやビジネスマンの目標達成のためにも効果的だと言われています。

以前、テレビで見たのですが、オリンピックのレスリングで金メダルを取ったある国の選手が、インタビューで次のように言っていました。

「毎晩眠りにつくとき、表彰台で金メダルをもらっている姿を思い浮かべながら眠りにつくようにしていました。テレビカメラの前でインタビューに答える台詞を考えながら眠りにつくこともありました。それが今実現したのです」

この選手は、毎晩、自分が金メダルを取ったたときのイメージを思い浮かべながら眠りにつくことで、楽しい気分になるだけでなく、「自分は必ず金メダルを取れる」と思えるようになっていたのだと思います。

「自分は必ず金メダルを取れる」と本人が思い込むことができれば、これほど強いことはありません。
この思い込みがあれば、つらい練習でも努力し続けることができるようになるからです。

反対に、「自分にはどうせ金メダルなんか無理だ」と思い込んでいる選手がいたとしたら、そんな選手に取れるはずがありません。
「どうせ無理」と思えば、努力し続けることなど不可能ですから。



●子どもにもイメージトレーニングを教えよう

このようなわけで、みなさんも、ぜひこのイメージトレーニングをやってみてください。
そうすれば、間違いなくよい気分でいられる時間が増えますし、さらには、プライベートでも仕事でもいろいろな目標が達成できるようになります。

そして、自らが経験しつつ、その効果と具体的なやり方を子どもにも教えてあげるとよいと思います。

そんなに難しいことではありませんので、小学1年生でもできます。
そうすれば、子どもも良い気分でいられる時間が増えます。
表情も明るくなり、兄弟げんかも減ります。
発想もプラス思考になります。
目標達成に向かって努力を続けることもできるようになります。

そして、一度コツを覚えれば一生の財産になります。
これは子どもに贈る最高の教育です。
というのも、人生は思い込みで決まるからです。