ことわざは人生を生きる知恵の結晶です。
日々の生活の中で折に触れて、子どもたちにことわざを教えてあげましょう。


例えば、兄弟でおやつの取り合いをして残り物しか手に入れられなかった子には、「残り物には福がある」を教えてあげましょう。
これで自分を納得させて、多少は気分を切り替えられるかも知れません。


いつもできることを失敗して落ち込んでいる子には、「猿も木から落ちる」「弘法も筆の誤り」「河童の川流れ」などを教えます。
「なるほど」ということで自信を取り戻すかも知れません。


いつもよく笑う子には「笑う門には福来たる」を教え、「あなたの笑い声を聞いていると、こっちも幸せになるよ」と言ってあげましょう。
そうすれば自分の笑い方に自信が持てるようになります。


苦い薬を目の前にして飲もうかどうしようかと迷っている子には、「良薬は口に苦し」を教えてあげましょう。
「ちゃんと飲まなきゃデザート食べさせないよ」と言って脅すより、よほどいいと思います。


何か好きなことがあって熱中している子には、「好きこそものの上手なれ」「芸は身を助ける」などを教えてあげましょう。
自分がやっていることに自信を持てるようになるはずです。


このように折に触れて教えてあげると、自分の実際の体験に沿ってことわざを理解できます。
すると意味もよくわかり、記憶にも残るのでとても効果的です。
また、ことわざに対する興味も高まります。


同時に、ことわざカルタで遊ぶ、ことわざポスターやことわざの日めくりを貼る、ことわざ図鑑や学習マンガを用意するなどすれば、さらに効果的です。


ことわざをたくさん覚えれば、それだけ人生を生きる知恵が増えます。
すると、生活の様々な機会にそれを思い出して、自らを振り返ったり判断の参考にしたりできるようになります。
これほど子どもを賢くしてくれるものはそうそうないと思います。

親力PE

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