●標語は大切なことを思い出させてくれる


「何度言ったらできるの?」
これは、親であるみなさんが非常によく口にする言葉だと思います。
本当に、子どもは同じことを何度言われてもできないものです。
というより、実は、子どもだけでなく大人でもそうですね。


もっと言えば、人に言われたことでなく、自分で決意したことでも、なかなかできるようにならないものです。
それが人間というものです。
そういうわけで、大切なことを忘れないために「飛び出すな 車は急に 止まれない」などの標語が作られて、活用されているんですね。


●算数標語で心に刻む


私は、こういった標語を子どもの指導にもっと積極的に取り入れるといいと思います。
勉強に関しても、生活に関しても、いろいろ活用することができます。


例えば、2年生で習う勉強の1つに足し算の筆算がありますが、子どもたちは繰り上がりをしっかり書かなくて間違えることがよくあります。
私は、それを防ぐために、「繰り上がり しっかり書けば ミスが減る」という算数標語を作りました。


これを教室に貼って、子どもたちに何回か唱えさせて心に刻ませました。
すると、子どもたちは筆算をするときにこれを思い出して、楽しく唱えながら問題を解きました。


●漢字標語で漢字もばっちり


算数では他にも次のような標語があります。

「おぼえよう 1メートルは 100センチ」
「リットルは デシリットルの 10ばいだ」
「リットルは ミリリットルの 1000ばいだ」
「おぼえよう 午後の1時は 13時」
 

国語の漢字では次のような標語があります。

「馬に乗り たて・よこ・たてと すすみましょう」
※「馬」という字の書き順は、はじめに縦・横・縦で始まります。

「気をつけて ノから始めて 丸を書く」
※「丸」という字の書き順は、第一画目が「ノ」です。

「いとへんの 第6画は 小さめに」
※「紙」や「絵」などの糸偏の第6画は小さめに書きます。


●生活標語・安全標語


子どもたちはテストの見直しをサボってあとで後悔します。
そこで、テストの見直しを促すために次のような標語を作りました。

つづく
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