●忘れ物をしない環境をつくる


子どもの忘れ物を減らすためには環境の整備や合理的な工夫も大切です。
たとえば、去年の教科書や使い終わったノートがいつまでも机の上にあったりすると、今年のものと勘違いして学校に持っていってしまうことになりかねません。


ですから、もう使わなくなった物は処分するか、とっておくにしても場所をかえるなどの工夫が必要です。
こういうことが苦手な子に「自分でやりなさい」と言うだけでは無理なので、親が主導してあげてください。


●持ち物コーナーで忘れ物が減る


学校に持っていく可能性のあるものが、あちらこちらに散らばっていると忘れ物の原因になります。
こういったものはできるだけ1カ所に集めて”持ち物コーナー”をつくるといいでしょう。
1カ所に集めておけば、探すのが圧倒的に楽になりますし、次の日の仕度をしているときに、「あっ、これも持って行かなきゃ」と思いがけない物に気が付くこともあります。


棚に置いてもいいですが、ネット間仕切りにフックをつけて物を掛けられるようにすると狭いスペースにたくさんの物を置けます。
すべてを1カ所に集められない場合も、できるだけかためて置くようにしましょう。


●見える化の工夫:付箋紙、リスト、ホワイトボード、写真


いろいろな方法で、持ち物を”見える化”すると効果があります。

つづく
ママノート

親野智可等のメルマガ
親野智可等の本
遊びながら楽しく勉強
親野智可等の講演
取材、執筆、お仕事のご依頼
親野智可等のお薦め
親野智可等のHP