●探すときは見つからないダンゴムシ


6月のこの時期は、生活科で「虫と遊ぼう」という授業をやるところが多いと思います。
私も2年生を受け持ったとき、学校の敷地内にある築山の辺りでダンゴムシ探しをやりました。
でも、ほとんどの子は2,3匹見つけるのがやっとでした。


普段は何気なく目にすることがあるダンゴムシですが、いざその気になって探すと見つからないものです。
そんな中、ある男の子・A君は数え切れないほど見つけて、彼の箱の中にはダンゴムシがうじゃうじゃいました。


しかも、箱の中にはダンゴムシが好む湿り気のある土、枯れ葉、腐葉土、隠れ家になる朽ち木、なども入れてありました。
子どもたちの中から「A君、すごい!」「ダンゴムシのこと詳しいね」「ダンゴムシ博士だ~」という歓声が上がりました。


●ある男の子が大活躍


そして、「ねえ、A君どうやったらそんなに見つけられるの?」という質問、すぐ続いて「教えて、教えて」のコールが沸き上がりました。
それに応えてA君は、湿り気のあるところや枯れ葉の下を探すといいことなど、コツをみんなに教えてくれました。


でも、ある女の子は腐りかけた枯れ葉が気持ち悪くてさわれないでいました。
すると、A君がその辺りの枯れ葉をあっという間に全部取り去ってくれました。
そして、どうしても見つけられない子にはダンゴムシを分けてあげていました。
その後も、卵を抱えたダンゴムシを見つけたり、卵からかえったばかりのダンゴムシの赤ちゃんを見つけたりと、彼は大活躍しました。


●ダンゴムシ博士の誕生


A君は日ごろからダンゴムシに限らず虫が大好きで、いろいろな虫を自分で捕まえたり飼ったりしていました。


つづく
ママノート

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