●子どものマイナス面を伝えすぎるのは考えもの
 

ゴールデンウィークが終わったころ、多くの学校で家庭訪問が行われます。
私が家庭訪問でいつも感じていたのは、自分の子どもの欠点をたくさん挙げる親がけっこう多いということです。 
たとえば次のような感じです。

 

「うちの○○はだらしがなくて、いつも使った物を出しっぱなしで・・・。
おまけに小さいときから落ち着きがなくて・・・」


「この子は、何度言われても自分のやるべきことができなくて困るんですよ。
妹は自分でどんどんできるのに」
 

「何をやっても遅いんです。
 御飯を食べていても途中で箸が止まってボウッとしていて・・・」


「やることが雑で困っちゃいます。ノートの字も雑で・・・。
おまけに泣き虫で弟にも泣かされているんですよ。
なんというか気が小さくて、挨拶もできなくて・・・」


「好き嫌いが多くて困ってしまいます。
やっぱりこういうのはわがままに育てたからでしょうか?」

 
私は、親がこういう話をしすぎるのは子どものためにならないと思います。
この時期、先生は子どものことをまだよく知りません。
そこで、こういうマイナスなことをたくさん伝えてしまうとどうなるでしょう?
先生がそれを真に受けて、「な~んだ。この子はそういう子なのか。困った子だな」と思ってしまうかも知れません。
 

「この親自身がマイナス思考だから、子どものいいところが見えないんだな」
と考えて、割り引いて受け取ってくれる先生ならいいですが、真に受けてしまう先生も多いはずです。
なにせ、親がそう言っているのですから。
 
 
●「うちでもがんばってるんですが・・・」のひと言が子どもを守ってくれる
 

もちろん、先生に伝えるべきことは伝える必要があります。
たとえば、次のようなことです。

つづく
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