●語彙力は学力に直結する


学力を上げるためには、たくさんの言葉を身につけることが大切です。
語彙力が高ければ教科書や本を読んでもよくわかるし、自分の考えを適切に表現することもできます。
つまり、語彙力は学力に直結するのです。


私は、親子で楽しみながら語彙力を上げる方法として、国語辞典クイズをお薦めしています。
やりかたはとても簡単で、国語辞典の言葉の説明の部分をクイズにして、それが何という言葉を説明しているか当てさせるのです。


●試しにやってみよう


例えば、次の説明は何という言葉の説明かわかりますか?


【問題1】
「人々の経験や理解を超えた不思議な存在。
山姥・ぬりかべ・天狗・一つ目小僧・海坊主など。」


わからないときは、ヒントとして別の国語辞典の説明を聞かせてあげるのもいいでしょう。


【ヒント】
「人間が理解できない不思議な生き物。
天狗・一つ目小僧・雪女など、想像上の存在。」


正解は妖怪ですね。
今は妖怪ウォッチが流行っているので、けっこうわかるのではないでしょうか?
このように、子どもが興味を持ちそうなものから始めると子どもも乗ってきてくれます。



後いくつかやってみましょう。


【問題2】
「学校や地域などで、大勢で集まって競走や遊戯を楽しみ親睦を深める行事。
体育会。」


※「親睦を深める」などの説明に出てくる言葉についても、簡単に教えてあげましょう。
そこでまた語彙が増えます。


正解は「運動会」です。


【問題3】
「学校で子どもたちに学問を教える人。
先生。
教員。」


※子どもたちは「先生」や「教員」と答えたいところだと思いますが、それは既に説明の中に含まれているので、他の言葉を考える必要が出てきます。


正解は「教師」です。


●難しい言葉は選択肢を用意する


もともと子どもが知らない言葉をクイズにするときは、選択肢を示して三択にするとよいでしょう。
それでないと、絶対わかりませんので。


【問題3】
「蜜を取るために蜜蜂を飼育すること。」
次のうちのどの言葉の説明でしょうか?


養蜂
養蚕
養魚


正解は「養蜂」です。
これで「養蜂」「養蚕」「養魚」などの言葉を覚えられます。


いつも親がクイズを出すということではなく、子どもにも出してもらうといいですね。
問題をつくるためには国語辞典を読む必要がありますので、それが勉強になります。

初出「ママノート」

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