子どもが幼稚園や保育園など集団生活に入り始めるのは、だいたい3~6歳くらいの時期ですね。
しかし近年、そのくらいの子どもたちが同世代の友達とうまく遊べない…という悩みが増えているそうです。


さらに小学校以降もその傾向があるといいます。
その背景にあるものとは?


●昔の子どもたちに比べると、友達同士で過ごす絶対量は減っているのが現実


「昔と今では、子どもたちを取り巻く環境が大きく変化したということが、子どもたちの“友達力”にも影響を及ぼしているといえますね」
そう話すのは、教育評論家の親野智可等先生。
昔は当たり前にできた経験が、今はなかなか経験できない状況にあるという。


「昔は、公園や原っぱで子どもたちが鬼ごっこをしたり、缶蹴りをしたり、野球をしたり…そういう光景が当たり前にありました。
そこからは大人が入ってこない友達同士の世界です。
そこで、子どもたちは、いろいろなことを体験し、学びました」(親野先生 以下同)


そういう中で“友達力”、つまり人間関係の土台を作っていったのだ。


「友達の誘い方、自己主張の仕方、ケンカの仕方、仲直りの仕方、謝り方、逃げ方、遊びのルール、リーダーシップ、フォロワーシップ、互いの距離の取り方、学年をこえた縦の関係、友達をかばうこと…。
また、集団遊びをすることで、たまには一人で居る良さも知りました」


幼児期の子もまた、公園に行けば知ってる子から知らない子まで、多くの子どもと交流する機会があった。


「もちろん、今の子どもたちもまったくそういう機会がないわけではありませんが、昔の子どもたちに比べればかなり友達と過ごす絶対量は減っているのが現実です。
その背景にあるのは、少子化によって子ども自体の人数が減っていますし、きょうだいも少なく、一人っ子も多い。


防犯上の問題で子どもだけで遊ばせにくくなりました。
また、今の子どもは幼児期から習い事をたくさんしている子も多く忙しい。
ゲームなど一人遊びの増加…など、さまざまです。
もちろん、習い事でお友達と接する機会はあっても、あくまでレッスンですから、先生との関わりがメインですよね」


●できるだけ、友達と関われる環境、機会を意識的に作ってやることが大事。しかし、親子共々が無理のない範囲で!


では、親として何かすべきこととは?

つづく
https://mama.bibeaute.com/article/54354/

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