「歴史の勉強は苦手」という子供は多いだろう。

しかし、歴史は子供が自分たちの文化的背景を知り、深みのある人
生を歩んでいくために大切だ。

暗記中心ではなく、子供が興味を持ちながら歴史学習に取り組め
るよう促したい。(清水麻子)


◆4、5年生から


歴史の学習は小学6年生で始まり、中高校へと続く。

「歴史は今の時代を映す鏡。子供たちに興味を持ってほしいが、歴
史教科書は無味乾燥な事実の羅列なので親がひと工夫してほしい」
と話すのは、元小学校教諭で教育評論家の親野智可等さんだ。



親野さんによると、6年生で歴史に興味を持つ子供は歴史漫画を読
んできた子供たちという。

彼らは既に、躍動する人間の物語、ドラマとしてとらえ、授業中も
いきいきしている。



「豊臣秀吉の名前を初めて聞くような子が6年生になって、明智光秀、
武将、大名、検地など歴史上の言葉の内容をどんどん理解していけ
るはずがありません」。

親野さんは、歴史が始まる6年生からではなく、4、5年生の頃か
ら歴史漫画を読むことを薦めている。

続く
http://www.sankei.com/life/news/131001/lif1310010014-n1.html

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