●金銭感覚は親の影響が大きい

 

大人でもお金にルーズな人はけっこういます。

こういう人は周りから信用されなくなりますし、場合によってはお金で大失敗することもあります。

お金に対する感覚(金銭感覚)は人によってかなり違いますが、育った環境や親の与える影響がかなり大きいです。

 

もちろん、熟年や老年になれば、自分の人生経験よって身についた独自の金銭感覚を持つようになりますが、子ども時代や青年時代においては親の影響が圧倒的に大きいのです。

親であるみなさんは、お金にルーズになっていませんか?

子どもが親のルーズな行動を見ていると、自然にそれが身についてしまうので、気をつけてください。

 


●たとえ1円でもお金はお金

 

道に落ちていた1円玉を拾ったらどうしますか?

子どもが見ているところで、「1円くらいいいよね」と言いながら自分の財布に入れてはいけません。

大人だけでしたら「1円くらい」で済ませるところでも、子どもがいるところではいけないのです。

なぜなら、子どもは「たとえ1円でも人のものを勝手に自分のものにしてはいけない」という原則を、まず初めに学ばなければならないからです。

 

わざわざ遠い交番に持っていくのも実際的でないというときは、コンビニに行きましょう。

そして、そこにある寄付箱に入れるといいでしょう。

大人が入れるところを子どもに見せるのでもいいですが、子どもに入れさせればより深く心に残ります。

 


●たとえ鉛筆1本でも

 

子どもの筆箱に、本人の物でない鉛筆や消しゴムが入っていたらどうしますか?

持ち主の名前が書いてあれば、その子に返すように言いましょう。

書いてなければ、先生のところに持っていくように言いましょう。

たとえ鉛筆1本でも、人の物がいつの間にか自分の物になっているというのはよくありません。

なお、鉛筆や消しゴムも含めて、持ち物にはきちんと名前を書くようにしてください。

 


●おつりはきちんと返させる

 

子どもにお買い物に行かせて、「おつりはもらっていい」などと言っていませんか?

たとえ1円でも、おつりはきちんと親に返すようにさせてください。

スーパーで一緒に買い物をするとき、商品を黙々と買い物カゴに入れるだけでなく、自分が考えていることをつぶやいて子どもに聞かせるのも効果的です。

 

「ナスが1袋に5本で310円、3本入りだと195円かあ…」

「5本入りのが1本62円で、3本入りのが1本65円…」

「でも、ナスはすぐに中身が傷むから5本は使い切れないよね」

「1本当たりは高いけど、やっぱり3本入りのにしよう」

 

ママのこういうつぶやきを聞いているうちに、子どもも考えるようになります。

そうすれば、よく考えて買う賢い消費者に育っていきます。

 


●ATMでひと言

 

ATMでお金を下ろすときは、「パパとママが一生懸命働いたお金がここに入ってるよ。それを今から引き出すんだよ」と教えてあげてください。

子どもの中には、ATMにいけばいくらでもお金が出せると勘違いしている子もけっこういますので。

 
つづく
http://mamanote.jp/news/6892

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