人によって物事の見方はけっこう違います。
たとえば、日曜日の朝起きたとき雨が降っていたとします。


このとき、「せっかくの日曜日なのに雨か。遊びに行けなくてつまらないな」と思う人もいれば、「雨の日曜日も静かでいいな。今日はのんびりしよう」と思う人もいます。


同じように、一人の子どもを見るときも人によって見方は違います。

「できたできた。見て見て」とすぐ言ってくる子を見て、「甘えん坊で困る」と思う人もいれば、「積極的にコミュニケーションがとれてすばらしい」と思う人もいます。


宿題をやらないで遊ぶ子を見て、だらしがないと思う人もいれば、図太くて度胸がいいと思う人もいます。


「○○君が□□してる」とすぐ言ってくる子を見て、「告げ口が多くて困った子だ」と思う人もいれば、「正義感が強くていい」と思う人もいます。


このように、子どもを見ている自分の見方は絶対的なものではないのです。
そのことを、私たち大人は自覚していることが必要だと思います。

とくに、ある子に対して否定的な見方をしてしまうときには、ぜひこのことを思い出して欲しいと思います。


そして、意識して別の角度から見直してみるようにしてみましょう。
そうすれば、まったく違う見方も可能だということに気づくはずです。


短所と長所は常に表裏一体の関係です。
それは、同じコインの裏・表なのです。

コインの裏しか見られないのはコインのせいではありません。
あなたの側に見る目がないだけのことです。


同じように、子どもの短所しか見つけられないのはその子のせいではありません。
あなたの見る目がないだけなのです。

親力PE

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